2015年09月04日

映画のこと

yuzunohachirashi2[1].gifおかげさまで、ポプラ社のホームページに、
映画のお知らせを掲載していただきました。
映画はプロデューサーをはじめ監督や製作スタッフ、
撮影にかかわったみなさまのもので、
私は原作を提供したというだけにすぎません。
何ができるというわけではないのですが、
現地にうかがって現場の雰囲気に触れ、
みなさまの熱さ、温かさに触れてはじめて、
映画作りが地域づくりにつながっていることを知りました。
そして、「何かしなければ」と思うようになりました。
実は故郷・高原でも、映画の撮影が行われたことがあります。
西川美和監督の「ディア・ドクター」です。
都会から撮影隊の方々が大勢来てくださったことで、
すでに限界集落化していた集落はにわかに活気づきました。
父やまだ存命だった母、近所のおじちゃん、おばちゃんたちは、それはそれは楽しそうでした。
だれからも顧みられることのなかった山奥の小さな集落と、
画面の中でしか見たことがなかった世界がつながったことに 誰もが興奮していました。
まるで「お祭り」のように。
高原の歴史からすれば、それはまさに一瞬の祭りでしたが、
まちがいなく、晴れがましい、きらめく記憶となりました。
鹿児島市喜入地区の撮影現場を訪ねたとき、 撮影を遠巻きに見ている地区の方々を見かけました。
「ああ」と思いました。 「ディア・ドクター」のときの、父や母の姿が重なりました。
その頃、高原で暮らしていたら、私もその中にいたはずです。
喜入地区で撮られた映画「ゆずの葉ゆれて」が、日本、そして世界へと広がり、
映画が、喜入地区とそこに暮らしている方々の、 楽しい思い出になってくれることを願ってやみません。
自分が暮らす場所やふるさとが、 他所から注目されることは文句なくうれしいものですし、
そのうれしさから、消えかけていた何かがつながったり、
また新しい何かが生まれたりすることもあると思うのです。
そうであってほしいと願っています。ご協力いただけましたら、幸いです。
映画「ゆずの葉ゆれて」公式サイト

映画制作サイト
ポプラ社お知らせページ
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うわああ〜

昨日の「ちょこっと日記」、書き忘れました(T_T) ……はやくも(/_;)
なぜ忘れたのかというと、夕方から講演の練習(時間の確認)をしていたからです(笑)
恥ずかしながらワタクシ、講演の前、まるでお客様が目の前にいるかのように練習いたします。
で、終わるとくたくたになります。そりゃそうです。質疑応答の練習をしたりもするので(笑)
ええと、昨日の午後はpon画伯とのランチにはじまり、ギャラリーをのぞいたり、お店をのぞいたり、
図書館に行ったり、体のメンテナンスに行ったり、やっぱり盛りだくさんでした。 
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2015年09月02日

まずまず♪

週のまんなか水曜日♪ 今日も午前中はカタカタ、午後はバタバタ過ごしました。
明日までの原稿を早めに納品できたし、行きたかった古山さんの個展にも行けたし、
自転車の後輪も直せたし、出すべき手紙も出せたし、支払うべき料金も支払えたし、
まずまずな一日でした。
あとは、来週月曜日の講演原稿の作成です。1時間30分という、けっこうな長さの原稿をせっせと。
基本、講演は原稿を作って、練習して臨むタイプです。原稿なしでお話できる方がうらやましい(*^。^*)
合間に、映画の配給会社が決まりそうだというご連絡をいただきました。
配給会社が何を担当するのか具体的にはよくわかりませんが、少しずつ進んでいるようでうれしいです♪

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2015年09月01日

晴れのち雨

朝目覚めたときは、青空が広がっておりました。こりゃいいや!と喜んだのも束の間、次第に空は灰色に。
結局、相も変わらずの秋雨模様となりました(T_T)
本日は某社の出勤日(火・水・木の午前中3時間のみです)、朝からカタカタフル回転。
仕事場に戻ったら、『野口雨情伝』というCD付きの高価な本が届いておりました\(◎o◎)/!
著者は野口雨情のお孫様。拾い読みしただけですが、おもしろい! あとでじっくり読ませていただきます。
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2015年08月31日

仙台いやすこ歩き

思いつきの「ちょこっと日記」も3日目となりました。続けられる限り、続けてゆこうと思っております。
今日は月末の月曜日。請求書を書いたり、エアチケットの予約をしたり、事務処理に追われた一日でした。
そんな中「ううむ」な出来事が発生! あまりにも単純なミスにヘコみました。気をつけねば、です。
本日の河北新報夕刊に、【仙台いやすこ歩き】学生パン編が掲載されました。お近くの方はぜひ。
ちなみに、文はワタクシ、絵は「画伯」こと、本郷けい子さんが描いてくださっております。
こちらのページでもご覧いただけますので、ぜひ!


posted by roku at 18:42| Comment(0) | ちょこっと日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月30日

おこもりさん♪

本日も昨日に引き続き、月曜朝いち納品の原稿と格闘しておりました。
……ので、仕事場から一歩も出ておりません。机の前を離れたのは、トイレとお茶をいれたときぐらい。
声は、ほぼ発しておりません。頭の中では、めちゃくちゃしゃべっておりますが。
ようやっとめどがついて、外を見たら、すっかり日が暮れておりました(T_T) 日曜日、終了っ!  
posted by roku at 18:22| Comment(0) | ちょこっと日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月29日

黙々と

月曜日朝いちに納品しなければならない原稿に、黙々と取り組んでおります。
頭の中ではものすご〜くしゃべっているのですが、現象としてはひとことも発していない状態。
頭の中は煙が出るほどカタカタフル回転しているのですが、現象としてはほとんど動いていない状態。
近頃、出歩くことが多かったので、ああ、こういう仕事だったなぁと思い出しました(笑)
posted by roku at 20:54| Comment(0) | ちょこっと日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

講座で取材な日

フェイスブックを使いはじめてから、ブログを忘れがちになっております。
ということで、一日の終わりに「おぼえ書き」的に、短く書いてみることにいたします(*^。^*)
いつまで続くかわかりませんが、とりあえず(笑)

28日は、河北TBCカルチャーセンターの講座の日でした。
月1回第4金曜日の午後です。4月から始まって、今回で5回目。課題図書は「一瞬の風になれ」。
みなさんの感想をうかがう中で、トップ選手が抱えるある想いに気づくことができました。深い!
講座のあとは、「画伯」ことイラストレーターの本郷けい子さんと合流して、
河北新報夕刊に月2回連載している「仙台いやすこ歩き」の取材へ。
取材させていただいた方が私と同じ誕生日ということで、一気に気分が盛り上がりました。
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2015年08月23日

映画「ゆずの葉ゆれて」♪

yuzunohachirashi2[1].gifぼくとあいつのラストラン」(ポプラ社)が
映画になるとお知らせしたまま、
だいぶ経ってしまいました。
タイトルは、鹿児島市椋鳩十児童文学賞記念映画
「ゆずの葉ゆれて」と申します。
先日、この映画の撮影地である
鹿児島市喜入にお邪魔してまいりました。
今回の訪問の目的は、「映画の撮影現場の見学」と、
IMG_1045.JPG 撮影に全面的に協力してくださっている
地元の方々を対象とする講演会と交流会です。
現地に着いて「先生」と呼びかけられるたびに身が縮み、
「私なんかが……」と思っておりましたが、
300席もの椅子が並べられたホールに入り、
舞台に掲げられた大きな看板を目にした瞬間、
そんな甘ったれた考えは捨てなければと思いました。
平日の夕方、時間を割いて講演を聞きに来てくださる方々、
また撮影に協力してくださっている映画を支援する会の方々、
さらに実際に撮影なさっているスタッフのみなさま、 演じてくださっている俳優のみなさまに対して、
「私なんかが」という態度では失礼にあたると思いました。
考えた末、同伴してくださった出版社の方にお願いしました。
「今から“原作者の先生”を演じますので、笑わないでくださいね」と。――もちろん、大真面目です。
町のみなさんに喜んでいただけるなら、 映画の撮影がスムーズに行われるなら、
さらに、映画が評価されることで町が活気づくなら、
私にできることは何でもしよう、しなければ、と思いました。
それくらい、喜入の方々は町をあげて協力してくださっておりました。
願うのは、映画撮影をきっかけとする地域の活性化、
町おこしの成功例になっていただきたいということです。
そう願わずにはいられないくらい、喜入は私の故郷に似ていました。
二日間という短い時間ではありましたが、 現地を拝見して、映画の撮影は“おまつり”だと思いました。
関わるすべての方のよい思い出になりますように、 喜入の“楽しかった出来事”として
町の歴史に刻まれますようにと願いながら、帰ってまいりました。
撮影は8月で終わりますが、来年の公開までこぎつけるまでが大変だということでした。
さまざまな形でご協力いただければ幸いです。
◎映画「ゆずの葉ゆれて」ホームページ
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2015年08月21日

「空にさく戦争の花火」

9784905530442-B-1-L[1].jpg「空にさく戦争の花火」作・高橋秀雄 絵・森田拳次(今人舎)
この絵本を初めて手にしたとき、
不謹慎にも「美しい」と思ってしまいました。
タイトルも、絵も、です。
夏の夜空を思わせる黒地に花火色で
「ひゅ〜」っと入った、シンプルな絵。
凛とした書体で、「空」と「花火」に
アクセントをつけただけのシンプルなタイトル。
「戦争の」の部分がなければ、シンプルに、
夜空に咲く花火をモチーフにした楽しく美しい絵本だと思ったことでしょう。
もちろん、ちがいます。帯にはこうありました。
「悲惨な戦争の記憶が遠のくいま、子どもたちの五感にうったえる作品をつくりたい」
そんな思いから生まれた、戦争を語り継ぐための絵本シリーズです。
テーマは「おと・におい・ひかり」。と。
「五感にうったえる」という考え方に、胸を突かれました。
たくさんの言葉を書き連ねられるよりも、実感を伴った方が鮮明に残ります。
まして、幼い子どもたちであればなおさらです。
花火は、夏の楽しい思い出として扱われることの方が多いアイテムです。
しかしそれを楽しめないどころか、嫌いだったり、怖がったりする人もいる。
それも、年齢を重ねた大人が。主人公シンゴの独白が胸に迫ります。
もし、戦争になんかいかなかったら………。戦争なんかなかったら…………。
春造さんも花火が見られたんだ。
身近な「もの」や「こと」を通して描かれるほど、むごさや悲惨さは際立ち、
読む人の心に突き刺さるのだと学びました。
「弾がなぁ、横に長く見えたら助かる。丸く見えたら念仏を唱えるしかねえなんて、
 オレらいってたんだよな」
春造さんとともに艦砲射撃を受けたコウシロウさんの言葉のリアルさにぞっとしました。
戦後70年の節目の年、子どもたちに戦争を伝えるのにふさわしい一冊だと思いました。
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2015年07月18日

「うばかわ姫」

51-NtfEuipL[1].jpg>越水利江子先生の最新作
「うばかわ姫」(白泉社)をようやく入手!
表紙が出たばかりの頃から、
楽しみに、楽しみにしておりました。
実は7月10日に発売になっていたのですが、
なぜか地元の書店には入らず
(基本的に、本はお世話になっている
地元の本屋さんで買うことにしております)、
やむなくネットで注文するも、なぜか違うコンビニに配送されるという手違いがあり、
ようやっと手に入れた一冊でした。ありがたい!
現在、読むのは9割方児童書ですので、ひさびさの大人の文学でした。しかも、時代物!
楽しめるだろうかと、おそるおそる読み始めましたが、気がついたら一気読みでした。
「うばかわ姫」の「うばかわ」が、「姥皮」であることがわかったところから、
ぐいぐい引きずり込まれました。そう、まさに、引きずり込まれるという感覚。
時代物の姿をしたファンタジー、哲学を内包したふしぎ≠フ物語。
「新感覚時代小説」という紹介文がありましたが、まさにその通り!
最終盤の、「人の生とは、幸も不幸も、自然の生の中にあるのだ」という一文が胸に沁みました。
さらに、個人的には、昔劇団にいた頃に覚えた閑吟集の
「なにせうぞ くすんで 一期は夢よ ただ狂え」の引用に心が震えました。
この謡、大好きで、冒頭の「世の中は ちろりに過ぐる」を読むと今でもぞくぞくします。
懸命に生きねば、と、思わせてくれる作品でした。
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2015年07月11日

「あきらめないことにしたの」

91T+0opE61L[1].jpg角田市在住の児童文学作家・堀米薫さんの最新作
「あきらめないことにしたの」(新日本出版社)を
読ませていただきました。
タイトルは、農業雑誌に載っていた
渡邊とみ子さんの詩からとられたということです。
冒頭にその詩が掲載されていますが、それを読んで、
物語というのは(本作品はノンフィクションですが)、
生まれるべくして生まれることがあるということを強く感じました。
私だったら「なるほどなぁ」で思って終わってしまったかもしれません。
その背景にあるこれほどの事実を引き出し、しっかりと書き留めることができたのは、
やはり「受け止めるべき人が受け止めたから」だと思うのです。
さらに、そういうテーマに巡り合えるかどうかは、作家の力量にかかっているのではないか、とも。
福島の農家である渡邊さんを取材して書くことは、自身も被災地で農家をしている堀米さんにとって、
容易なことではなかったろうと思います。
それを書き上げ、本にまとめた努力と想いの強さ。さすが堀米さん!と言うしかありません。
児童書ではありますが、大人も読むべき本であると感じました。
飯舘村のこと、じゃがいものこと、除染のこと、
福島の「かーちゃん」の姿を通して、ようやく理解できたことがたくさんありました。
何より、野菜が愛おしく思えてきました。
ぜひ、ご一読を。
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2015年07月03日

第2回 童話塾in東北 開催!

7月20日(月)海の日に、「第2回 童話塾in東北」が開催されます。
「あなたの物語を書こう! 今こそ東北から児童文芸を!」という
サブタイトルで開催されるこのイベント、
目玉は第1部の堀米薫さん(角田市在住)と、高橋うららさんの講演です。
堀米さんは「東北に根差した物語を」、
高橋さんは「どうやって読者の心をつかむか 創作の実践的方法」
というテーマでお話ししてくださいます。
これから書こうと思っていらっしゃる方、
またすでに書いていらっしゃる方にも
得るところの多いお話になるのではないかと、今から楽しみです!
第2部では、日本児童文芸家協会の作家を中心に、
グループに分かれて交流していただきます。
創作に関する悩みや不安などを、ともに語り合いましょう。
まだまだお申込み受付中! ぜひぜひご参加くださいませ。
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2015年06月30日

ごぶさたしております

気がつけば、今日で6月も終わり!
これは何か書いておかねば!と、ブログを開きました。
5月6月は、記憶も定かでないほどの怒涛の日々でございました(笑)
今となってはもう、業務日報(笑)でたどるしかないのですが……。
5月前半は、大きな(大規模という意味です)絵本のコンペという大プロジェクトがありました。
「これはがんばらねば!」と、ゴールデンウィーク中、フル稼働で40ページ分の絵本原稿を書き、
なおかつサムネイルまで書き上げるというフルスロットル!
おかげさまで、コンペに無事通りました(*^。^*) 
どんな絵本に仕上がるのかは、来年のお楽しみ!ということで(あ、販売はされません)。
5月末には、日本児童文学者協会の勉強会&懇親会に参加させていただきました。
合わせて、「イギリスを歩いてみれば」でお世話になった編集者に会いに行ってまいりました。
6月は「仙台いやすこ歩き」の取材やら、広告のお仕事やらでドタバタしつつ、
20日(土)は故郷・日立市で講演をさせていただきました。
児童文学関係ではない方々に対しての講演、緊張しましたがスタッフのみなさまのご配慮で、
無事終えることができました。
それが終わると、すぐに河北TBCカルチャーセンターでの第3回目の講座が……。
そして今は、7月2日、「七夕の月」(ポプラ社)のモデルにさせていただいた小学校での、
講演の準備に四苦八苦しているところでございます。
……書いてるだけで、ぜえぜえしてまいりました(笑)
あ、「七夕の月」ですが、岡山県、静岡県、長野県、山形県、福島県で
夏休みの課題(または推薦・指定)図書に選んでいただけたようです。
見知らぬ町の子どもたちに読んでいただける機会ができて、本当にうれしいです。
お近くのみなさま、どうぞよろしくお願いいたします<(_ _)>
以上、近況報告でございました。
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2015年05月05日

『ぼくとあいつのラストラン』映画化決定♪

719qqRXAH9L[1].jpgごぶさたしております。気がつけば5月!
バタバタと日々を送りつつ、
ご報告したいことがいろいろたまってまいりました。
まずは、『ぼくとあいつのラストラン』(ポプラ社)の
映画化決定!というお知らせです。
椋鳩十児童文学賞記念映画という位置づけ、
『ゆずの葉ゆれて』というタイトルで、
映画化されることが正式に決定いたしました。
yuzunohachirashi[1].gifすでにジイちゃんは津川雅彦さん、
バアちゃんは松原智恵子さんと決まっているようで、
昨日今日と、タケ、ヒサオを決めるオーディションが
鹿児島で行われているということです。
実は、映画化のお話は椋賞受賞直後からあったのですが、
「映画化」は上映されるまでどうなるかわからない
ということで、気にしないようにしておりました。
実際のところ、数年間、動きがなく、
「やっぱりなぁ(:_;)」と思っておりましたところ、
昨年の秋に、決定!のお知らせをいただきました。
それでもなお「白紙に戻る可能性もある」「上映されるまでわからない」ということで、
私の方からのお知らせは控えさせていただいておりました。
オーディションが始まるのなら、さらにテレビのニュース等でその様子が放送されているのなら、
もう大丈夫なのだろう、と、本日お知らせさせていただきました。
今年7月にクランクイン、来年春に公開予定とのことです。
原作者としてできることがあるとするならば、陰ながら応援することぐらいだと思っております。
映画『ゆずの葉ゆれて』、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

http://news.ktstv.net/e56442.html
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2015年03月20日

フラフラデイズ♪

81Pcw+7iy9L[1].jpg森川成美さんの最新刊です!
「フラフラデイズ」(森川成美/文研出版)。
何とも楽しげなタイトル、そして楽しげな表紙!
でも実は、この表紙には深い意味があります。
物語の主人公は、もうすぐ六年生になる雅くん。
春休み、雅くんはハワイへ行く
おばあちゃんに同行することになります。
おばあちゃんは、そこで開かれるフラダンスの大会に参加するのです。
実は雅くんも、ちょっとだけ参加することになっていました。
おばあちゃんたちのグループのひっつき虫になってハワイに行った雅くんは、
とあるハプニングから、むかし、ハワイへと移住した日本人のことを知ることになります。
タイトルから勝手に、フラダンスを極める少年の話かと想像しておりましたが、
物語はさらに深く、日本とハワイの歴史へとたどり着きます。さすが成美さん!
ハワイに到着した雅くんの、(そうか、ここで昔というのは、西部劇の時代のことなんだ)
というつぶやきが胸に残りました。
土地には土地の歴史があり、自分が知っている昔とはちがう昔もある、という気づき。
大切なことだと思いました。
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ひさびさに

ご無沙汰しております。……ってか、ご無沙汰しすぎて、気分は「はじめまして」です。
今年は年明け早々風邪をひいてしまい、1月の記憶がほとんどありません(T_T)
熱でふらふらになりながら「どんと祭」に参加して、大崎八幡宮まで歩いたこと。
体中痛くて寝ていられなくて、ベッドに腰掛けていたこと。
初めて仕事を病欠して、録画しておいた「オリエント急行殺人事件」を観たこと。
その後、何とか体調は戻りましたが、今度は仕事が超高速回転に……。
仕事と確定申告で、2月の記憶もほとんどありません(T_T)(T_T)
で、気づいたら3月もすでに半ば過ぎ! やれやれ、です。
うれしいお知らせもいくつかあるのですが、それはまた後日お知らせさせていただきます。
そんなこんなで、またよろしくお願いいたします。
「原社」のホームページがちょっとだけ新しくなりました。
フェイスブックと連動しておりますので、よかったらご覧くださいませ。
最近はそちらに書くことが多くなってまいりましたので(笑)
posted by roku at 09:29| Comment(0) | 読んだり書いたり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月02日

仙台いやすこ歩き

IMG_8953.JPG新年あけまして、おめでとうございます。
年末のごあいさつもしないうちに、
うっかり年を越してしまいました。
相変わらず“とんぴくりん”なワタクシですが、
どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、年明け早々お知らせがございます。
先日こちらのブログでご紹介させていただいた、
河北新報夕刊に月2回月曜日に連載中の「仙台いやすこ歩き」ですが、
河北新報社さまのホームページに掲載していただけることになりました(……12月のうちに)。
お知らせが遅くなりまして申し訳ありませんでした。ご覧いただければ幸いです。
◎仙台いやすこ歩き


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2014年12月29日

モーモー村のおくりもの♪

81GQtERQGML[1].jpg歳も押し迫った今日、
ようやく読むことができました!
宮城県在住の堀米薫さんの新作
『モーモー村のおくりもの』(文研出版)です。
もう、届いた時からわくわくしておりました。
『ちゃぐりん』で連載されていたとき、
ところどころ読ませていただいておりましたが、
そのころから「まとめて読みたい!」と思っておりました。
何がいいって、農村の四季の暮らしが細やかに描かれているのがいいんです。
ホタル、稲の花、キノコ汁、だんごさし、種まき桜……。
目次をみているだけで、わくわくしてきます。
私が育ったところは、まさにモーモー村のようなところでしたから。
よくよく思い返したら、牛もいました! 
我が家にはいませんでしたが、友達の家にはたいてい牛小屋があって、
1頭2頭ではありましたが、おりました。
で、私たち子どもは、餌用の草刈りや干し草づくりを手伝ったものでした。
「牛に乗って学校に行きたい」と本気で思っていたこともありましたっけ(笑)
とにかく、私にとっては懐かしいものが、懐かしいものとしてではなく、
現在進行形で生き生きと描かれているのです。これはまさに、堀米さんならでは!
お年寄りたちが「〇〇名人」として村の人たちからリスペクトされているのも、
このお話の素敵なところです。
四季折々の楽しみがあって、人と人とがやさしくつながっているモーモー村でなら、
美咲と同じように「ここで暮らしたい」「もっとやりたいことがある」と
思えるのではないでしょうか。
稲の花の匂いとか、もみの味とか、確かめてみたくなりました。
街の子どもたちにももちろん読んでいただきたいけど、
今、まさに農村に暮らしている子どもたちにもぜひ読んでいただきたいなぁと思いました。
posted by roku at 22:20| Comment(0) | 読んだり書いたり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月23日

【仙台いやすこ歩き】@笹かまぼこ編

熱々出来立て 至福の味
 それは、今から30年ほど前、大学進学で仙台に来たばかりのころのこと。テレビで、こんなCMを見かけた。
「お歳暮には、○○の笹かまぼこ」
 首をかしげた。お歳暮に?  笹かまぼこ? 何で?
 お歳暮といえば、値の張る品が行き交う行事のはず、と。
 ―無知だった。
 言い訳させていただくなら、茨城の山奥から出て来たばかりの仙台ビギナーにとって、笹かまぼこはお総菜の一つでしかなかった。さらに言うなら、古里ではかまぼこといえば板かまぼこで、笹かまぼこは影が薄い存在だった。
 笹かまぼこの実力を実感したのは、それから10年ほど後、生まれも育ちも仙台の通称・画伯に出会ってからだ。「どうして仙台では笹かまぼこがご贈答品になるの?」と、長年の疑問をぶつけると、画伯は答えた。「笹かまぼこは、仙台人のソウルフードですから」と。ちょっと誇らしげに。
 なるほどなぁ、と思った。所変われば価値観も変わる。思い返せば、宮城の笹かまぼこ的なソウルフードが古里茨城にもあった。乾燥芋だ。
 蒸したサツマイモを薄切りにして干した乾燥芋は、見た目は地味だが実は高級品だ。箱詰めにされたそれは、冬の贈答品としても活躍する。残念ながら他地域の方には価値を理解していただきにくい点も、よく似ていると思った。
 月日は流れ、いま笹かまぼこは、わが家のお土産・贈答品の定番になっている。
 前置きが長くなったが、このシリーズを始めることになった瞬間から、この偉大な名物をスルーすることはできないと感じていた。画伯と決めたテーマは、「ここらで一つ、宮城・仙台のソウルフードとしっかり向き合ってみよう」だ。ただし、ただ食べるだけではつまらない。できることなら作ってみよう! 
 というわけで、第1回は、笹かまぼこ作りが体験できる施設を訪ねることにした。
 向かった先は、仙台市若林区鶴代町にある「鐘崎 かまぼこの国 笹かま館」。ここでは毎日、「笹かま手作り体験教室」が開かれているのだ(要予約、1人500円)。
 身支度をしてコーナーに向かうと、台には既に水が入ったボウルと竹串、型、すり身が用意されていた。担当のスタッフによれば、このすり身はスケトウダラなど数種類の白身魚の身に、塩やみりんなどの調味料を加えてすり上げたものとのこと。透明感のある白いすり身は、ぷにぷにとした独特の手触りだった。
 体験はまずテニスボール大のすり身(笹かまぼこ1枚分)を手に取り、軽く練るところから始まった。それに竹串を差し、ちくわのような形にまとめるまでが第1段階。ぬらした型に入れ、笹の葉の形に整えるまでが第2段階。後はそっと型から外し、焼き炉で焼いたら出来上がりだ。
 と、書くといかにも簡単そうだが、もちろんそんなわけはなく、二人そろって「ありゃりゃ」の連続だった。感激したのは、そんなわれわれが作った笹かまぼこでも、待つこと数分でちゃんと「ぷくぅ」と膨らんできたこと。
 焼き上がった笹かまぼこは、皮はしっかり中はふっくらで、想像以上のおいしさだった。「手作りというスパイスが効いているからね」とは、画伯の名言。まさにその通り!
 熱々の笹かまぼこを食べながら、考えた。出来たての笹かまぼこを味わえるのは、宮城県人の特権ではなかろうかと。そして思った。年に一度ぐらいは、こうして手作りしてみるのもいいものだと。
 あらためて向き合ってみたソウルフードは、全国に誇るべきおいしさだった。
【文/佐々木ひとみ・絵/本郷けい子*河北新報夕刊11月17日掲載】
posted by roku at 14:56| Comment(0) | 読んだり書いたり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする