「世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」在原業平
この時期になると、ほんとうにそう思います。とにかく、桜が気になって、気になって(笑)
今日も、本来であればパソコンの前でウンウン唸ってなきゃならなかったのですが……負けちゃいました。
昼過ぎ、たまらず自転車に飛び乗って、シャーッと行ってまいりました。
晩翠草堂→西公園→評定河原→良覚院公園→東北大片平キャンパスという超高速お花見ツアーです。
いずれの桜も、うららかな春のひざしのもと、ほがらかに咲いておりました。
うむ、重畳、重畳(←なぜかお殿様目線です(笑))。
「今年もよく咲きましたね」「がんばりましたね」「とってもきれいだよ」
一人で桜をみるときは、けっこう話しかけます(もちろん、心の中で、です)
花を見ているときの無条件でわくわくする感じも好きですが、帰り道の心がシンとする感じも好きです。
高揚のあとに漂う、うっすらとした寂しさ。
……今、まさに、花の余韻にひたっております(*^。^*)