2013年10月25日

まぜたろう

楽しい絵本がとどきました!
新井悦子さんの『まぜたろう』(鈴木出版)です。

これが まぜたろうじゃ。
で、はじまる物語。
なんでもかんでも「まぜる」のが好きな、
まぜたろう。
自分が「まぜる」ことでみんなが喜ぶことを知ったまぜたろうは、
「もっともっとすごいものをかきまぜたい」と旅に出ます。
味噌蔵、酒蔵、温泉、まぜられるものはなんでもまぜて、
みんなに喜ばれるまぜたろう。
たびびとから、困っている村の話をきいたまぜたろうは……。

いいなぁと思ったのは、旅に出るというまぜたろうを、
「ようし、わかった。きのすむまで まぜてこい」と
送り出すとうちゃんとかあちゃんの姿でした。
こんなとうちゃんとかあちゃんだったから、まぜたろうは思いっきりまぜて、
みんなに喜ばれる喜びを知ることができたのだろうな、と思いました。
「まぜる」というたったひとつの言葉をキーワードに、
ダイナミックに物語が展開してゆく、これが絵本の面白さ!
力強い相野谷由記さんの絵も素敵!
デビュー以来、たくさんの絵本や紙芝居を発表してきている
新井さんならではの楽しい作品でした。
posted by roku at 09:29| Comment(0) | 読んだり書いたり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月06日

もののけ温泉 滝の湯へいらっしゃい

10月2日に、一年ぶりの新作、
『もののけ温泉 滝の湯へいらっしゃい』
岩崎書店より出版されました!
以前もご紹介させていただきましたが、
この作品は、宮城県の鳴子温泉が
モデルとなっております。
(作品中では「湯の森」とさせていただきました)
滝の湯は、温泉好きならだれもが知っている
有名な共同浴場です。
主人公のおばあちゃんがやっている旅館「とらや」にも、実はモデルがございます。
湯の香に包まれた温泉街や、古い共同浴場のたたずまいにひかれて、
この作品を書き始めたのは5年前のこと。
震災を経て、やっと読んでいただけるようになったのが何よりうれしゅうございます。
多くの子どもたちに温泉や共同浴場に興味をもってもらえたら、
何より、鳴子温泉に足をはこんでいただけたら、と思っております。
表紙は若干今風ですが、中身はやっぱり“私風”。
書店で見かけたら、手に取っていただければ幸いです<(_ _)>
posted by roku at 16:32| Comment(2) | 読んだり書いたり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする