2012年04月29日

元気で。

何があった、何をした、という、強烈な思い出はないけれど、
その時代、いつもその人は近くにいました。
先のことなど何も考えず、ただ目の前のことだけを見つめて、
自分のことだけを考えていた、
素直に、怒ったり、泣いたり、笑ったりしていた、幼くて、幸せな時代です。
呼ばれるときはたいてい、「ひとみぃ」と語尾を下げて呼ばれていました。
小言やお説教の方が多かったからです。
私が悩んでも、ヘコたれても、
核心に迫るようなことはひとつも言ってくれなかったけれど、
適度な距離を保ちつつ、ずっと近くにいてくれました。
そして、私の悩みや悲しみには何の関係もない、
馬鹿げた遊びに誘ってくれたものでした。
結果、「泣きながら笑う」という経験を、何度もさせていただきました。
それがどれほど繊細な気遣いであったか、大人になった今ならよくわかります。
その時代を過ぎてから、会うこともほとんどなかったけれど、
いつも近くに感じていました。
会えば、またきっと以前の調子で話せるという自信もありました。
その人の旅立ちに、わたしが言葉をかけるとしたら、これだけです。
――ありがとう、元気で。

旅立てる人の供せよ花吹雪
posted by roku at 09:53| Comment(3) | 風のような話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月17日

春めいて

寒い日も多いのですが、日差しの明るさに春を感じるようになりました。
特に、夕暮どき!
いつまでも明るいので、まだ4時ごろかと思っていたら、
5時すぎだったりしてびっくりです。
今日あたり桜の開花宣言が出る予定だったようですが、
午後から雨になったりしたので、さて、どうなったものやら……。
昨年も、桜はちゃんと咲いていたはずだし、見ていたつもりだったのですが、
今、振り返ってみると、あまり記憶に残っておりません。
そのぶん、今年はしっかり見ようと思っております。
仕事場に一番近いのは、某国立大学のキャンパスの桜。
好きなのは、広瀬川べりにあるグラウンドのすみの一本桜。
ダークグリーンのスコアボードの近くに生えている古い桜の木なのですが、
物語を感じさせてくれる、何とも味わいのある佇まいが魅力です。
今年こそは写真を撮ってこようと思っています。
posted by roku at 17:27| Comment(0) | お散歩ノート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月11日

Kimiさまへ。

昨日、ブログにうれしいコメントをいただきました。
このお返事は、いったんはコメント欄に書き込んだのですが、
オノレに喝!を入れるために、ブログとしてアップすることにいたしました。
自分が10年前に紡いだ物語『英国アンティーク夢譚』が、
ちゃんと誰かの手に届いていたことを実感できたのがうれしかったです。
誰かを楽しませることができていたことを、知ることができたのがうれしかったです。
そして、今なおその方のおそばに置いていただいていることが、
わかったのがうれしかったです。
この広い日本に、一人でも応援してくださる方がいるのだと知った今、
ワタクシはここに、
『英国アンティーク夢譚U』を書き上げるぞ!宣言をさせていただきます(*^。^*)

☆Kimiさま、ブログへのご訪問、そして、
うれしいコメントをありがとうございました。
思いがけない出来事に、朝から泣かされてしまいました。
まず「英国アンティーク夢譚」を読んでくださってありがとうございました。
それから、今なおKimiさんのおそばに置いてくださって、ありがとうございます。
ほんとうに、本当にうれしいです。
Kimiさんの学生時代を少しでも楽しくすることができたのなら、何よりです。
作者冥利に尽きます。書いてよかった、と、心から思っています。

「英国アンティーク夢譚」は、今から10年前に、私が初めて書き、
KKベストセラーズより出版していただいた物語です。
(その前は、イギリスの紀行本を書いておりました)
今となって見れば、突っ込みどころはたくさんあるのですが、
あの時点での私の精一杯を込め、思いっきり楽しんで書き上げた作品でした。
今でも、最も思い入れのある作品です。
現在は児童文学を書いておりますが、本質は変わっていないと思っています。

児童文学を書きながらも、「英国アンティーク夢譚」をもう一度見直し、
さらに完結編となる続編を書きたいという思いは常にあって、
それに向けて動き出そうと考えていた矢先でしたので、
Kimiさんからのコメントは、何よりの励みになりました。
心のこもったコメント、本当にありがとうございました。
Kimiさんのコメントを支えに、今度は私ががんばる番だと思っています。
posted by roku at 10:14| Comment(2) | 読んだり書いたり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月04日

ゴジだっちゃ!

ごぶさたしております。
いつまでも“とんぴくりん話”がトップにあるのも体裁が悪いので、ちょこっと更新(^_^)
といっても、やっぱり“とんぴくりん話”なのですが……。
「なーんだ」と思うのはまだ早い! 
実はこのお話の主人公は、ワタクシではないのです。
先日、ラジオを聴いていた時のことです。
記念すべき第1回目の放送ということで、興味津々できいておりました。
「うおっ!」と思ったのは、道路交通情報のコーナーでした。
そこで、たいへんフレッシュなやりとりがあったのです。
登場人物は、
パーソナリティ(以下Aさん)と道路交通情報センターの方(以下Bさん)です。

Aさん「次は、道路交通情報のコーナーです。
    それでは、道路交通情報センターのBさんに聞いてみましょう。Bさーん」
Bさん「はい」
Aさん「今、どんな感じですか?」
Bさん「……緊張しています」

思わずコーヒーを吹き出しそうになりました。
Bさんの声がまた小さくて、かすかに震えていたりして、なんとも初々しかった!
さらに、もうおひとりのパーソナリティーから、
「新鮮だわぁ」というナイスフォローが入ったりして(笑)
何が面白かったって、これがNHK仙台放送局のラジオ番組だったこと。
この番組、ずっと聴こう! 聴き続けねば!と思いました。
番組のタイトルは、「宮城100%井戸端ラジオ ゴジだっちゃ!」。
おすすめです\(^o^)/
posted by roku at 16:41| Comment(2) | とんぴくりん事件帖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする