2010年06月29日

東京とんぴくりん紀行完結篇

ホテルでのパーティーのあと、私は出版社が開いてくださった2次会へ、
家人とpon画伯は、脚本家Tさん宅へと向かいました。
2次会の会場は、出版社の1階にあるすてきなイタリアンレストラン。
そこで私は、O編集長、編集のSさん、スカイエマさん、そして師匠であるM先生と、
美味しくて、うれしくて、ためになる、夢のような時間を過ごさせていただきました。
別のテーブルには、出版社社長と児童文学界の錚々たる先生方。
ワタクシ、これ以上の記念はないだろうと思い、図々しくも自著に、
その場にいらした皆様方全員のサインをいただいてしまいました。
私が夢のような時間を過ごしていた頃、T邸では……。
Tさんの息子・Tちゃんが翌日中間テストだというのに、
画伯と家人がおだって(はしゃいで)、バランスボールをしていたようです。
……そして家人は、背中を負傷。バランスボールでっ(T_T)
ホテルに戻ってから電話をしたら、そんなことになっておりました。
さらにpon画伯が、Tさんへのお土産にと買ってきた「鐘崎の笹かまぼこ」を、
ホテルの冷蔵庫に忘れていったことが発覚。一気に現実に引き戻されました。
翌日私は祝賀会でいただいたたくさんのお花や贈り物といっしょに、
「鐘崎の笹かまぼこ」の保冷バックをぶらさげてチェックアウト。
東京駅で荷物を預け、待ち合わせ場所の国立新美術館へと向かったのでした(T_T)
待ち合わせはしたものの、等々力から乃木坂まで、
本当に画伯と家人だけで来られるのだろうかと内心ドキドキ。
なので二人が現れたときは、心底ホッといたしました。
「はじめてのおつかい」を見守る親の気持ちがよくわかりました。
その後わたしたちは、ルーシー・リー展と六本木ミッドタウンを堪能。
ぐだぐだデロデロに疲れながらも、何とか無事仙台に帰ってきたのでございます。
いろいろありましたが、大舞台で必要以上に緊張しなかったのは二人のおかげ。
忙しい中同行し、和ませ、笑わせてくれたpon画伯と家人に心から感謝します(*^。^*)
《追記》
帰り際にTさんが画伯と私に持たせてくれた東京土産を、
取り違えて持ち帰ってしまったことに気づいたのは、数日後のことでした。
画伯に言ったら「え〜、気づかなかった。もう食べちゃったよ!」とのこと。
画伯のは蜂蜜、私のは食べるラー油と、Tさん、何度も言ってたんですけどね(T_T)
“とんぴくりん”は続くんです。どこまでも。とほ
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2010年06月28日

東京とんぴくりん紀行4

汗びっしょりでホテルに到着した、とんぴくりん三人組。
まずは私が予約していただいたシングルルームへ向かい
(今回は私一人ホテルで、画伯と家人は脚本家Tさん宅に泊まらせていただきます)、
シャワーを浴びたり、昼寝をしたり(!)、お化粧したりしているうちに、
Tさんと約束の午後4時になり、1階のティールームへ移動。
待っていたら、来ました!来ました!黒のワンピースでキメたTさんが!
Tさんは女優の小雪さん似の美人です。ただし「黙っていれば」という条件つきの(^.^)
お美しいTさん、颯爽とティールームにやってくるなり言いました。
「なんだべ、お腹すいてると思って豆大福買ってきてけだのにぃ!」
周囲のお客さまが振り返るほどの塩釜弁(笑)
そう言えば以前、ディズニー・シーのショップで、かわいい店員さんに、
「こんなにいっぱい買うのに、まがらない(安くならない)のすかわァ?」と、
熱く語りかけたこともありましたっけ。
恐ろしいのはこのTさん、家人をなぜだか「パパァ〜」と呼ぶのです。
Tさんの息子のTちゃんが、家人を「佐々木パパ」と呼んでいるせいなのですが。
そして事件は起こりました。授賞式後、部屋に荷物をとりに行ったときのことです。
エレベーターにはTさん、pon画伯、編集のSさんが一緒に乗り込んでおりました。
家人は遅れておりました。するとTさんがエレベーターの中から一言。
「パパァ〜、何やってんのすか、エレベーター出るてば! パパァ〜!」
都市センターホテルのロビーにこだまする、甲高い「パパァ〜!」の声。
ワタクシ見てしまいました。編集のSさんの笑顔が引きつっていたのを(T_T)
図らずもとんぴくりんに囲まれてしまったSさん、お気の毒でした。
で、私が祝賀会で何もやらかさなかったのかと言えば実はそんなことはなく、
緊張のあまり、ずーーーっと鎖骨のあたりとわき腹が攣りっぱなしでした。
痛くて痛くて、どうしようかと思いました(T_T)
よりによって一世一代の晴れの日に、なぜにこんなことに……と思いましたが、
「仕方ない、これが私なんだから」と開きなおりました。
痛い思いをしましたが、ちょっとだけいいこともありまた。
「挨拶に感動した」と言っていただけたのです。「間のとり方がよかった」と。
実はそれは間ではなく、あまりの痛みに言葉につまっただけなのですが、
終わりよければすべてよし!です\(^o^)/
その夜、宿泊先のTさん宅で家人が背中を痛めた話は、また別の機会に(*^。^*)
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2010年06月25日

東京とんぴくりん紀行3

さて、東京駅に到着したのは午後1時近く。
お腹もすいたし、ホテルに入る前に昼食をとろうということになりました。
場所は、JRから地下鉄に乗り換える有楽町駅界隈。
……と言っても、特にあてがあったわけではありません。
改札を出てウロウロしていたら、何となくよさげなビルを発見!
向かおうとしたところでpon画伯が、とあるビルを見上げてつぶやきました。
「ゼロイチゼロイチって、なに?」
「はぁ?」と、画伯の視線を辿ってみると、そこには「○1○1」というマークがっ!
そうなのです。我が杜の都には、パルコはあるけどマルイはないのです。
「なるほど、そう読むか」と思いました。画伯の疑問、ちょっと新鮮でした(*^。^*)。
結局私たちは、『イトシア』というビルで、パスタランチを食べました。
「大盛りでも料金変わらず」ということで、迷わず大盛りをチョイス。
でも、ご心配なく! ムダに摂取したカロリーは、ちゃんと消費しましたから(T_T)
有楽町線永田町駅から麹町方面の地上に出るまでに、ホーム2つ分歩きました。
あんまり遠くて、もう二度と地上に出られないんじゃないかと思いました(*_*)
ふだんのんびり屋さんのpon画伯がいつになく足早なので、理由を聞くと、
「地震が来たら怖いじゃん」とのこと。……たしかに!
納得した私と家人は、画伯に合わせて一気に足を速めました。
かっちりスーツの家人と、カジュアルなpon画伯と、きちんとモードのワタクシ。
どう考えても接点のなさそうな三人が、大荷物を持って足早に移動していく……。
今だから笑えますが、そのときはもちろん大まじめ。夢中でした。
暑さと、疲れと、緊張と。……いろんな意味でテンパっていたのだと思います(T_T)
地上に出てからホテルまでがこれまた遠くて、着いたときには汗びっしょり。
すっかり疲れ果てておりました。――本番はこれからだというのに。
実は都市センターホテルへは、東京駅からタクシーでわずか15分!
三人なら、ラクだし、速いし、料金は変わらないしと、いいこと尽くしです。
敗因はワタクシの「移動は地下鉄かJRが便利」という思い込みでした。
筆頭“とんぴくりん”の面目躍如というところでしょうか。とほ
……あ、すみません、もうすこし続きます。次はいよいよ祝賀会篇です。
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2010年06月24日

東京とんぴくりん紀行 2

「今回は私も東京のマップを持ってきたからねっ! 東京の地図ならまかしときっ!」
ふんがっ、ふんがっと、鼻息も荒くpon画伯が取り出したマップ、そのタイトルは……
「でか字まっぷ 仙台」!!
「あ〜れ〜?」ですって(笑)「せ、仙台の地図ならまかしとき」ですって(笑)。
仙台を出発してからわずか10数分、白石駅を越えた辺りでの出来事でした。
ワタクシ思いました。「緊張している場合じゃないな」と。
鹿児島市の方や雲の上の先生方が大勢いらっしゃるパーティーです。
私には皆様方の前で、ごあいさつをさせていただくというミッションがあるのです。
冷静に考えたら、足の裏がズクズクするような緊張感に包まれているわけです。
けれど一方で、pon画伯を無事東京にお連れし、
また仙台に連れて帰らねばならないという使命もあるのです(家人も)。
おまけに東京では、古い友人である脚本家Tさんも待ち構えております。
このTさんがまた、火のないところに火事を起こすおもしろ錬金術師のようなお方…。
「これはもう私がしっかりせねば」と腹を括りました。
会の席上で失礼をしないために。できれば、みんなが笑って過ごせるように!
ワタクシ、別の緊張が加わると本来の緊張が緩和されることを知りました。
pon画伯(と、家人)のおかげで、楽しく上京することができました(*^。^*)
次回はいよいよ、東京駅に到着! 都市センターホテルに向かいます。



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2010年06月23日

東京とんぴくりん紀行 1

東京祝賀会。――東京のど真ん中にある立派なホテルでの盛大なパーティー。
こんな機会は、一生にそう何度もあるものではありません。
というわけで、ワタクシ、家人とpon画伯に同行をお願いしました。
“とんぴくりん”が三人。これで何も起こらないわけがありません(*^。^*)
まずは家人から。
当日はそれぞれ時間まで仕事をして、駅に集合するとにしておりました。
もちろん、切符係は私です。
私とpon画伯が余裕で駅に着いたとき、その電話は入りました。
「今地下鉄に乗るところ。もしかしたら、間に合わないかもしれない!」
ぬぁんですとーーーーーっ!と、逆上するかと思いますよね、ね?
意外にもワタクシ、冷静でした。静かに「ああ、そう来たか」と思いました。
実は鹿児島での授賞式に出発する前の晩も、座った椅子が壊れる(!)という、
あり得ないアクシデントに見舞われていたのです。
ただ静かに座っただけなのにですよ。ぐしゃぐしゃに壊れたのですよ。
それこそ、破片がお尻に刺さらなかったのが不思議なくらいの壊れ方でした。
そのことがあってからは「大事の前の小事」と、あまり動じなくなりました。
さて、家人の件ですが、ワタクシ考えました。考えて、考えて、
改札にいた駅員さんに、メモと切符を預けることにいたしました。
「たぶん、家の者が発車直前に駆け込むはずですので、この切符を渡してください」と。
そして私とpon画伯は新幹線へ。新幹線の発車5分前のことでした。
格安の切符なので、乗り遅れたら切符は買い直しです。
すっかりあきらめた私は、縁起物の栗弁当を食べはじめました。
やがて、新幹線は発車しました。家人が来る気配はありません。
そのときです。携帯にメールがっ! ――そうです。間に合ったのです。
汗だくでゼエゼエいいながら現れた家人は言いました。
何も言わなかったのに(息切れして言えなかった)、改札で切符を手渡されたと。
……たぶん、怖かったのだと思います。汗まみれでゼエゼエしている背広の人が。
ともあれ、間に合ってよかったよかった。幸先がいいねと、一同大喜び\(^o^)/
でも、よくよく考えたら、集合時間に遅れた時点でアウトですよね。
――そして、その直後のことでした。
pon画伯が、東京ではなく仙台のマップを持ってきてしまったことが発覚したのは。
「東京とんぴくりん紀行」、まだまだ続きます(*^。^*)

posted by roku at 20:18| Comment(4) | とんぴくりん旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月22日

東京祝賀会


IMG_0816.-1JPG.JPG6月9日、東京での祝賀会に
参加させていただきました。
正式には「第20回椋鳩十児童文学賞」
東京祝賀会と申します。
会場は、都市センターホテル。
こちらも鹿児島での授賞式と同じくらい
華やかで盛大なパーティーでございました。
市関係者の方々をはじめ審査員の先生方、

IMG_0854-1.JPGご来賓の方々や鹿児島ご出身の方々、
出版社の方々など、
平日というのに会場内は人でいっぱいでした。
その中に、お世話になった先生方や、
いつも励ましてくれる書き手の方々、
さらに家人・pon画伯・脚本家Tさんまでいて、
会場に入った瞬間、
またまた何が何やら状態に(T_T)
が、そんなことを言っている場合ではありません。
原稿を見ながらではありましたが、心を込めて受賞のご挨拶をさせていただきました。
そして壇上の椋鳩十先生のお写真に、「必ずご恩返しをいたします」と誓いました。
たくさんの方々から温かいお祝いの言葉をいただいて、何度も泣きそうになりました。
そのたびに「今日の出来事を絶対に忘れまい」と思いました。
祝賀会から2週間、少しずつ日常が戻ってきつつあります。
でもこの日常は、以前のものとは少し違っています。
祝賀会の2次会の席で、恩師がかけてくださった言葉が胸に残りました。
「明日からは、また平凡な日常に戻ります」と言った私に、恩師は言ってくださいました。
「そうじゃないよ。明日から始まるのは、作家の平凡な日常なんだよ」
何よりうれしい言葉でした。……頑張ります。それが現実となるように。

同行した家人とpon画伯が、いろいろやらかしたお話はまた別の機会に(*^。^*)
東京祝賀会の写真を自分で撮ることがでなかったため、実家のお花をアップしました。
posted by roku at 21:17| Comment(0) | 風のような話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月17日

やさしい、たのしい、あったかい。完結篇

《つづく》と書いてから、すでに1ヶ月近くたってしまいました(T_T)。
写真もないのでどうしようかと思いましたが、ここはやはり完結させねば、です。
サプライズパーティー、はじまりこそドタバタでしたが、
はじまってからはもうハートウォーミングなドラマのようでした。
パソコン先生は、とっておきの手品で皆の拍手喝采を浴びました。
イラストレーターのOさんは、見事なギター演奏でやはり拍手喝采。
ついでに、冴えたダジャレでも人気を集めておりました。
pon画伯はパソコン先生とともに、手作りの薬玉に持てる技のすべてを発揮。
薬玉の中からは10羽のかわいらしい鳩の飾り(!)と
「祝 椋鳩十児童文学賞」の垂れ幕が出てまいりました。
東京在住の脚本家・Tさんは、親子掛け合いのメッセージで参加。
練った台本、「北の国から」のハミング、棒読みのセリフで笑いと涙を誘いました。
フルーツサンドを作ってくださったOさん、おいしいマッコリをもってきてくださったRさん、
看板をかいてくださったAさん、写真をとってくださったNさん、
走り回ってくださったMさん、当日の朝ヒントメールをくれたMさん、
せっかくの休日にかけつけてくださったHさん、お仕事でお世話になりっぱなしのKさん、
いつも山のおうちでお世話になっているFさんご夫妻、
東京から駆けつけてくださったNさん、
可愛いクッキーをつくってくださったHさんご夫妻、
細やかに気遣いをしてださった新婚のOさん、前日に山菜をとってきてくださったWさん、
差し入れをくださったMさんNさん、立派な電報をくださったO画伯……。
持ち寄りのお料理はどれも美味しく、
それを盛りつける家主・Kさんの器も美しく素晴らしく……。
やさしい、たのしい、あったかい空気が流れておりました。
心がこもるということは、こういうことだと教えていただいたような気がします。
お集まりくださった皆様、企画してくださったみなさま、本当にありがとうございました。
あの日のあのパーティーは、私の一生の宝物です。
ちなみに、サプライズのプレッシャーからか、家人は前夜金縛りに遭っておりました(笑)
posted by roku at 22:32| Comment(0) | とんぴくりん事件帖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする