2018年11月18日

日立市立十王図書館

IMG_20181117_231517.jpg今月も何とか実家に帰ることができました。
いつもは父に駅まで迎えに来てもらうのですが、
今回は諸般の事情により、
タクシーを使うことに。
なぜバスを使わないのか?
と思われるかもしれませんが、
高原行きのバスは、
土日運休なのです(ノД`)・゜・。
タクシー代、3500円近くかかりました。
仙台から日立までの高速バス代が4500円(-"-) ちょっと複雑な気持ちになりました。
いいこともありました。ずっと気になっていた日立市立十王図書館にうかがうことができたのです。
駅の目の前で、明るくきれいで……。

今もこのまちに住んでいたら、きっと毎日通っていただろうなぁと思いました。
うれしかったのは、入り口近くに私の本のコーナーを作ってくださっていたこと。
これはびっくりでした。地元って、本当にありがたいなぁと思いました。
と同時に、もっと早くごあいさつにうかがうべきであったと反省いたしました。
この図書館には、職員として高校・大学の先輩がいらっしゃるのですが、
残念ながらご出張でお目にかかれず! 
またうかがう楽しみができました(*^。^*) 
で、先ほど十王図書館でいただいてきた「図書館がおすすめするこどもの本」という冊子を
ぱらぱらめくっていたら小学校中学年向きのページにこんな写真が。
知らないところで本当にお世話になっているんだなぁと、しみじみいたしました。
ありがとうございますm(_ _)m

※ご許可をいただいて、写真を撮らせていただきました。
DsNpKHEU8AE8qZW[1].jpg
posted by roku at 00:08| Comment(0) | 読んだり書いたり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月15日

「さよ 十二歳の刺客」森川成美作

DSC_1968.JPGまたまた素敵な本を拝読しました。
つい先日「マレスケの虹」を出版したばかりの、森川成美さんの作品です。
「さよ 十二歳の刺客」(槇えびし画:くもん出版)。
手元に届いた瞬間、「わぁ!」と声が出ました。帯を含めた表紙に一目ぼれです。
馬を駆り、弓に矢をつがえる男装の少女。
帯には「なにもいらない 義経の命のほかには」の文字。
かっこいい!の一言です。 
主人公は、壇ノ浦の戦いで生き残った、平家の姫「さよ」。
生き延びたさよは、めぐりめぐって平泉の骨村荘園の領主に養女としてひきとられます。
出自を隠したさよは、平家を滅ぼした源氏の総大将であった源義経への復讐を心に誓い、
弓や馬や太刀の稽古を重ねます。
チャンスはついにやってきました。源頼朝に追われた義経が、藤原泰衡のもとへ落ち延びてきたのです。
さよが男の姿で「佐用」と名乗り、義経の息子の遊び相手として、
義経一家がかくまわれている接待館に入ったところから、物語は大きく動き出します。
心に残ったのは、復讐を誓うさよが義経を前にして思い惑い、己に問いかけ、答えを出してゆくプロセス。
そして導き出された答えは? はたして、さよは復讐を遂げることができるのか?
平清盛、平維盛、源頼朝、源義経……この辺りの歴史は大の苦手でしたが、とても読みやすかったです。
歴史は人の物語であることを、改めて考えさせられました。
成美さんが提示してくださった「もしも……だったら」と考えてみる歴史の楽しみ方、
その醍醐味を堪能させていただきました。
posted by roku at 18:13| Comment(0) | 読んだり書いたり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月06日

「マレスケの虹」森川成美著

IMG_20181106_165852.jpg森川成美さんの最新刊
「マレスケの虹」(小峰書店)を拝読いたしました。
主人公は、日系一世の祖父と、兄、姉とともに
ハワイ島に暮らす日系二世のマレスケです。
物語には、マレスケの14歳から17歳までの
3年間がつづられています。
わずか3年ですが、はじまりは1941年。
――真珠湾攻撃があった年です。
「日系二世」という言葉も、
ハワイへ渡った一世の苦労もドラマや
映画でぼんやりと知ってはいましたが、
そこで暮らした方々がどのような立場にあり、
どのような暮らしをしていたのかまでは
知りませんでした。

「ぼくはアメリカ人だ」と思うマレスケが、
「リメンバー・パールハーバー」と書かれたバッジを目にしたときの気持ち。
軍人だった恋人に、敵国人の家族とは結婚できないと言われたねえちゃんの気持ち。
忠誠心を示すため、日系人志願兵に応募し、抽選に当たって大よろこびするにいちゃんの気持ち。
そんなにいちゃんに、この国によくしてもらった恩を今こそ返すんだと諭す祖父の気持ち。
「国」というものに翻弄される人たちの複雑な心情、
ささやかな暮らしや大切な人を奪われてゆく切なさが心に残りました。
まさに「激動の時代」を描いているにもかかわらず、
表紙に描かれた、海に立つ虹、浜辺に打ち上げられたレイに象徴されるように、
静かに静かに心に落ちてくるような、いつまでも余韻の残る物語でした。
ぜひ多くの方に読んでいただきたいと思いました。
posted by roku at 18:23| Comment(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月22日

ゆうなとスティービー/堀米薫・さく 丸山ゆき・え

DSC_1888.JPG
表紙は、青い目をした子うしと少女。
そして帯には「わたしたち、ずっといっしょに生きていくんだよ。」のコピー。
この表紙に、ひと目で心を奪われました。
少女の名前はゆうな、子うしの名前はスティービーです。
生まれてきた子うしの目が見えないとわかったときのお父さんとゆうなの決断、
そしてスティービーと名づけたお父さんの思いに胸が熱くなりました。
ゆうなとスティービーとの楽しい日々の末に、やがて訪れる日。
「わたしたち、ずっといっしょに生きていくんだよ。」の言葉の意味が、じんわり沁みてきました。
絵本ですので、詳しくは書きません。ぜひ、読んでいただきたいです。あとがきまで、しっかりと。
ちなみに私は、30・31ページの絵と言葉に心をもっていかれました。
ひさびさに「絵本っていいなぁ」と心から思いました。
こんな作品を、一生のうちにひとつでも創りたいなぁと、つくづく思いました。
牛を飼っていらっしゃる堀米さんにしか書けない世界を堪能させていただきました。
posted by roku at 09:30| Comment(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月05日

「どこどこ山はどこにある」おおぎやなぎちか著

9784577046937[1].jpgおおぎやなぎちかさんの最新刊、
「どこどこ山はどこにある」(松田奈那子絵/フレーベル館)を
読ませていただきました。
実は、表紙を拝見したときから、気になっておりました。
表紙には、シロツメクサ、オオイヌノフグリ、ぺんぺん草、
カラスノエンドウ、ヒメオドリコソウが描かれています。
野の草花が好きで、特に、
オオイヌノフグリ(別名「天人唐草」)が
大好きな私は、 一目見ただけでわくわくしました。
読む前から、心の針は「好き!」にググッと傾いておりました。
主人公は、小学校2年生になったばかりのまどかです。
ある日、大好きなひいおばあちゃんの「ひいちゃん」が、
ふらりとどこかへ出かけてゆきます。
「どこに行くの?」とたずねたまどかに、ひいちゃんは「どこどこ山だよ」と答えます。
ひいちゃんと、ひいちゃんをおいかけてきたまどかは、空色のバスでどこどこ山に向かいます。
どこどこ山では、しゅうちゃんとタローという男の子がひいちゃんを待っていました。
このどこどこ山に、あの野の草花たちは生えていました。
それは、まどかが小さい頃からひいちゃんに名前を教えてもらっていた草花でした。
「どこどこ山」とは何なのか、ひいちゃんはどうなってしまうのか、
大切な人との別れを経験している人なら、少しつず、少しずつ、わかってきます。
せつないけれども、あたたかい気持ちにも包まれてゆきます。
「どこどこ山」のうた、シロツメクサで冠をつくったり、ミカちゃんと絵を描いたりする何気ないシーン、
「どこどこ山」がやってくるという発想、おおぎやなぎちかさんの世界観に引き込まれました。
読み始めても私の心の針はぶれることなく「好き!」を差し続け、
読み終えたときは「好き!」の先にあるレッドゾーン「大好き!」のその先まで振り切れておりました。
ちかさん、いいお話を、ありがとうございました\(^o^)/
posted by roku at 08:07| Comment(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月24日

「兄ちゃんは戦国武将!」重版出来♪

DSC_1690.JPG











『兄ちゃんは戦国武将!』(浮雲宇一画/くもん出版)の第2刷が届きました。
ご注目いただきたいのは、奥付! 
取材にご協力いただいた「奥州・仙台 おもてなし集団 伊達武将隊」の
ホームページアドレスを入れさせていただきました。 
本当は初版から入れたかったのですが、
「ご迷惑をおかけするのでは」と思い、言い出せませんでした。
今回は、ちゃんとご相談させていただき、掲載させていただきました。
本を読んで下さった方が、伊達武将隊に興味を持って、
実際に仙台に足を運んでくれたらいいなぁと思っております。
「一生懸命」を体現している武将隊の方々と出会って、
そこからまた新しい物語が生まれることを願っています。
夏休みももう終盤! 第2刷も、どうぞよろしくお願いします<(_ _)>

◎奥州・仙台 おもてなし集団 伊達武将隊
https://datebusyou.jp/
posted by roku at 19:52| Comment(2) | 読んだり書いたり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月13日

「兄ちゃんは戦国武将!」佐々木ひとみ文・浮雲宇一画/くもん出版

34592_04[1].jpg『兄ちゃんは戦国武将!』が出版されてから約2ヵ月。
おかげさまで、本は地道に走り続けております。
それに伴い、うれしい体験をさせていただいております。
まずひとつは、地元の書店様との出会いです。
これまでは本が出ても気おくれして、
ご挨拶にうかがうということができていなかったのですが、
今回は出版社の営業の方がご案内くださったおかげで、
市内の何店舗かにうかがうことができました。
書店員さんに温かく迎えていただけたこと、
本やPOP、ポスターを展示していただけたこと、そして、
「地元の本」と言っていただけたことが嬉しかったです。
「奥州・仙台 おもてなし集団 伊達武将隊」の皆様にも、
たいへんお世話になっております。
お忙しい中、取材にご協力いただいただけでも
たいへんありがたいことだったのですが、
本が出版されてからも折々に背中を押していただいております。
自著をこんなに応援していただいたのは初めてで、地元のありがたさを日々痛感しております。
一番うれしかったのは、先日フェイスブックにこんな内容のコメントがあったことです。
本を読んでくださった娘さんが、「伊達武将隊ってなにか分からない」と言うので、
その方は、春樹の気持ちに近づけるようにと、「るーぷる仙台」に乗って仙台城跡に行き、
娘さんに伊達武将隊の演武を見せてくださったのだとか。
ご覧になった娘さんは、「あの伊達政宗をやってる人が、
春樹のお兄ちゃんだね」とおっしゃったとのこと。
読んだ人が実際に動くことで物語をより深く感じることができる、
「立体化する物語」にしたいと思っておりましたので、しみじみ、うれしかったです。
夏休みもいよいよ後半。仙台の夏の物語を、この機会に読んでいただけたら、うれしいです。
よろしくお願いいたします。

posted by roku at 15:22| Comment(0) | 読んだり書いたり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月11日

『ガラスの梨 ちいやんの戦争』越水利江子著

978-4-591-15908-8[1].jpg越水利江子さんの最新作
『ガラスの梨 ちいやんの戦争』(ポプラ社)を
読ませていただきました。
冒頭の言葉に、がつんとやられました。
越水さんの想いを込めた言葉は、
「けれど、わすれてはいけない。わたしたちはみな、
過去から続く流れのとちゅうに立っていて、そこはいつでも、
思いもよらぬ未来へ向かう川のとちゅうでしかないということを。」
さらに「どれほどひどく、不幸な過去であっても、見つめ直すことで、
時は、真実を映し出してくれる。」と続きます。
これは、戦争はもちろん自然災害、事件、事故、
人の穏やかな暮らしを揺さぶる事象すべてに当てはまるように思います。
見つめ直し、繰り返し、繰り返し、伝え続けなければいけないことというものが確かにあるのだと。
そしてそれをすることで、少しでも未来がよくなる可能性があるのだということを。
今、伝えることで、未来を少しでも良くしようと、越水さんが腹を括ってこの作品を書かれたことが、
冒頭の言葉から伝わってきました。
主人公は、小学三年生の笑生子です。
あたたかい家族にかこまれた少女の幸せな暮らしが、戦争によってどう変わってゆくのか。
生き延びた笑生子が、どのような選択をするのか。
少しずつ、じっくりと、と、思って読み始めたのですが、一気に読まされてしまいました。
特に、焼夷弾や機銃掃射の中を逃げ惑うシーンの描写のすさまじさが胸に迫りました
実は私のふるさと日立も、空襲や艦砲射撃に遭った土地です。
折々に、父や母から当時の話を聞かされて育ちました。
その印象があまりに強かったせいか、幼い頃の悪夢は決まって
「山の向こうから突然現れた戦闘機に追いかけられて、機銃掃射に遭う」というものでした。
『ガラスの梨 ちいやんの戦争』を読んで、ずっと忘れていた悪夢を思い出しました。
でも、それは大切なことなのだと思いました。
今、何をするか、何を選ぶかによっては、あの悪夢が現実になる可能性もあるのです。
この物語は、越水さんのお母様がモデルで、終盤にはご自身につながる赤ん坊も登場します。
どれほど苦しく、たいへんな執筆であったかは、想像に難くありません。
クリと成年兄やんとの、夕焼けの土手の光景の穏やかさが心に残りました。
posted by roku at 14:43| Comment(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月05日

『兄ちゃんは戦国武将!』が出版されます♪


兄ちゃんは戦国武将表紙CMYK.jpgようやく書影が出ましたので、
大手を振ってお知らせさせていただきます。
6月22日(金)、新刊『兄ちゃんは戦国武将!』
くもん出版より発売されます。
絵は、浮雲宇一さんが描いてくださいました。
この作品は、2011年の季節風大会・
物語分科会に出した作品です。
震災後最初に書いた物語が、7年の時を経て、
今、出版されることがとてもうれしいです。
物語のモデルは、仙台・宮城の観光PRをなさっている
「奥州・仙台 おもてなし集団 伊達武将隊」です。
どうぞよろしくおねがいいたします<(_ _)>

◎「兄ちゃんは戦国武将!」
http://kumonshuppan.com/ehon/ehon-syousai/?code=34592
posted by roku at 21:56| Comment(0) | 読んだり書いたり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月18日

【みちの】に掲載されました

E381BFE381A1E381AEE382BFE382A4E38388E383AB-thumbnail25B15D-thumbnail2[1].jpg
「みちの」というサイトに、
「みちのく物語のふるさと紀行」というテーマで紀行文を書かせていただいております。
第2回目は、福島市 花見山公園です。
今回は、森川成美さんの
「福島の花さかじいさん 阿部一郎〜開墾した山を花見山公園に〜」(佼成出版社)を
読ませていただきました。
知っているようで、知らない花見山公園の物語。
ぜひご一読いただき、訪ねていただきたい場所だと強く思いました。
posted by roku at 18:21| Comment(0) | 読んだり書いたり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月20日

ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男

第2次世界大戦初期、ナチスドイツの脅威を前に、世界の命運を左右する決断を迫られた
英国首相チャーチルの、就任からダンケルクの戦いまでの27日間を描いた映画です。
――「言葉」とは恐ろしいものだ。
それが、この映画を観終わった瞬間の、私の率直な感想でした。
コピーライターとして、また児童文学作家として、私は日々「言葉」と向き合っています。
ただ伝えるだけではなく、時にはある目的を達成するために、言葉を放つこともあります。
それはほとんどの場合、ポジティブで温かくて、結果的にプラスに働くような言葉です。
しかし、確固たる信念のもとに放たれる言葉は、国家を動かす強力な武器にもなり得るということを、
この映画を観て痛感いたしました。
ウィンストン・チャーチルが何を為した人物なのか、ほとんど知識もなくこの映画を観た私は、
立場は真逆であっても、「言葉」という武器で人々を動かしたという意味において、
チャーチルとヒトラーには通じるところがあったようにさえ感じられました。
それぐらい、ナチス・ドイツに対して徹底抗戦を訴えるチャーチルの演説は見事でした。
規模は比べるべくもありませんが、私もときどき仕事でスピーチ原稿を書くことがあります。
そして、語る人の熱量が言葉に力を与える瞬間に、何度か立ち会ったことがあります。
この映画には、チャーチルが語るスピーチ原稿をタイプする秘書の女性が登場します。
終盤、チャーチルの演説に、目を輝かせて見入る彼女の姿に、自分の姿が重なりました。
「言葉」には力があります。語る人によっては、その力が100倍にも1000倍にもなります。
やさしく、楽しく、あたたかい、
よき時代を呼び寄せる「よき言葉」を紡ぎたいものだ、と思いました。

◎「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」
 チネラヴィータで3月30日より
 http://forum-movie.net/sendai/movie/891
posted by roku at 15:51| Comment(0) | 読んだり書いたり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月05日

「なみきビブリオバトル・ストーリー2 決戦は学校公開日」

namiki2[1].jpg森川成美さん、おおぎやなぎちかさん、
赤羽じゅんこさん、松本聰美さんという、
豪華執筆陣が上梓なさったアンソロジーの2作目、
「なみきビブリオバトル・ストーリー2 決戦は学校公開日」(さ・え・ら書房)、
やっと拝読することができました。
早くにご恵贈いただいていたのに、相変わらずのドタバタと、
おいしいものは後から食べる派の気質が相まって、
今になってしまったことをお詫びいたします。
さて、前回拝読したときはまだ「ビブリオバトル」がどんなものであるかいまひとつわかっておらず、
そちらの方にばかり気をうばわれておりましたが、今回はもう大丈夫!
純粋に、登場する子どもたち一人一人の心情と彼らが本を選ぶ心の動き、
そしてそのバトルぶりと結果まで、じっくり楽しむことができました。…………と、言いつつ、
本が届いたとき、真っ先に「この本に登場する本」のページをチェックしてしまったのは、
これはもう本好き少女≠フなれの果ての習い性というか、作家の性といったところでしょうか(笑)
登場するゴッチ、よし丸くん、キンコちゃん改めニノちゃん、そして碧人くん、
現役4年生の彼らが読んだ本のラインナップをじっくりながめた結果、
同じ4年生だった頃の自分の本好き度≠ネんぞ、まだまだであったことを思い知らされました。
前回もそうでしたが、登場する子それぞれの本の好みが全く違うのが面白いです。
本の好みには、その子の性格や興味が反映されているということが、改めてよくわかりました。
特に、よし丸くんこと、十文字吉樹くんは、「あ、これ、私だ!」とびっくりしました。
何を隠そう私「仮面の忍者 赤影」の赤影さんのお嫁さんになるべく、忍者修行をしたことがあります。
お風呂に潜ったり、麻のかわりにタケノコを毎日飛び越したり、枯葉に埋もれて隠れたり…………。
よし丸くんが紹介してくれた「なん者ひなた丸 ねことんの術の巻」、読みたくなりました!
……で、終わってしまってはもったいないので、もうひと言!
書き手側からの目線で見ると、このシリーズでは毎回多彩なジャンルの本が
取り上げられていることに改めて感心させられました。
挙げられた本の中で、私が「読みました!」と自信を持って言えるのは6冊ぐらい。
図書館司書のクルミンがよし丸くんに「好みも、合う合わないもある」とアドバイスしたように、
チャレンジはしたけれど、どうしても読み切ることができなかった本が3冊ほどありました。
「すぐれた書き手は、すぐれた読み手でもある」とよく言われますが、
ビブリオバトルを描く作家のみなさんが、普段からどれほど本を読んでいるのかがよくわかりました。
端くれである私のささやかな目標は、著書がいつかこのシリーズの「登場する本」に並ぶことです(笑)
posted by roku at 09:51| Comment(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月27日

みちの

みちのタイトル.jpg

遅くなりましたが、「みちの」というサイトに、
「みちのく物語のふるさと紀行」というテーマで紀行文を書かせていただきました。
第1回目は、高畠、浜田広介記念館です。
浜田広介先生は、日本児童文芸家協会の初代理事でいらっしゃった。
……ということを、現地で知りました(/_;) 
オープンスペースの書棚には、「ひろすけ童話賞」を受賞なさった
みなさまの作品がたくさん展示されておりました。
季節風の同人や知り合いのご著書もたくさんあって、なんだかうれしくなりました(*^。^*)
記念館で購入させていただいた「童話文学と人生」は、私のバイブルとさせていただきます。
私の原稿はともあれ、「みちの」、志の高いページです。みなさま、ぜひご一読くださいませ<(_ _)>
posted by roku at 08:56| Comment(0) | 読んだり書いたり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月20日

今年もよろしくお願いします♪

DSC_0971.JPG2018年になってから、もう20日になろうとしております。
なのにブログのタイトルはいまだに「よいお年を♪」(@_@;)
というわけで、いまさらですが、ブログの書初めでございます。
今年も、どうぞよろしくお願いいたします<(_ _)>
この20日間、2日の初売りにはじまり、休み明け早々の取材、
重なる締切、原稿の修正などなど、いろんなことが重なって、
日々、がむしゃらに突っ走っております(笑)
最大のトピックスは、14日(日)の「どんと祭」でしょうか。
大崎八幡宮の「どんと祭」の裸参りに、
お世話になっている笹かまぼこ屋さんの
一員として参加させていただきました。
もちろん、裸ではありません(笑) 
それなりの装備に印半纏を着て、
行列の前になり後ろになりしながら写真を撮り、
行進の様子をfacebookで配信しながら歩きました。
今年はとにかく、さ・む・かったああああ〜(T_T)
歩いているときは夢中ですから我慢できますが、
大崎八幡宮に着いて昇殿するまでの待ち時間が特に寒かったです。裸の子たちはずっと鳥肌でした。
役員は紋付き袴の正装ですが、これはこれでまた寒かったようです。
それだけにご神火の暖かさが沁みました(/_;)
ともあれ今年も、一番町から大崎八幡宮まで歩き通すことができました。
それが何よりうれしかったです。もちろん、翌日は大筋肉痛大会でしたが(*^。^*)
伊達武将隊の皆さまが今年初参戦なさったのですが、その雄姿を拝見できなかったのが残念でした。
posted by roku at 10:02| Comment(0) | ちょこっと日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月31日

よいお年を♪

IMG_7067.JPG今年も一年、たいへんお世話になりました。
たった今、仕事場の掃除がおわりました。何とか歳を越せそうです。
私の2017年は、ひどい風邪&帯状疱疹からはじまりました(/_;)
あんな嗄れ声になったのは初めてで、後遺症は今も続いております。
2月は映画「ゆずの葉ゆれて」の原作者として、
「第1回アジア国際映画祭」のオープニングイベントに参加、
いわゆるレッドカーペットを歩くという経験をさせていただきました。
3月は我が故郷・十王町で、茨城県県北生涯学習センター様が
映画の上映会を開催してくださいました。
会館が満席になり、また夜には同級生にお祝い会を開いていただき大感激いたしました。
4月は季節風の春の研究会に参加。刺激をたくさんいただきました。
5月は鹿児島のJX喜入石油基地様主催の映画の上映会で、講演をさせていただきました。
このとき、椋鳩十先生のお孫様・久保田里花さんがアテンドしてくださったおかげで、
椋鳩十文学記念館に行ったり、椋鳩十先生のお仏壇に手を合わせることができました。
ご縁の不思議さを思いました。
6月はうれしいご縁が生まれて、新しいお仕事をさせていただきました。
7月は「童話塾in東北」が開催されました。
8月は「仙台七夕まつり」があったり、日本放送文化大賞の北海道・東北ブロックの審査会があったり、
お盆で帰省したり、高萩市で講演をさせていただいたり、盛りだくさんな1か月でした。
9月は家人が異動になり、精神的にきつ目でした。
月末には、鹿児島市で開催された「児童文学創作講座」に講師としてお招きいただきました。
椋賞でお世話になった文化振興課のS課長が個人的にアテンドしてくださり、
タイトなスケジュールながら、鹿児島を満喫させていただきました。
10月はとあるお仕事で伊達家18代ご当主を取材させていただきました。
講演は何度も拝聴させていただいておりましたが、直接お話をうかがうことができて大感激でした。
11月は拙作「英国アンティーク夢譚」の表紙を描いてくださった東逸子さんの個展を拝見しました。
素敵!の一言でした。
12月は待ちに待ったうれしいご連絡をいただきました。
その成果物は、来年夏ごろごらんいただけるかと存じます(*^。^*)

この一年を振り返ると、ここには書けない苦しいこと、たいへんなことも実はたくさんあったのですが、
うれしいことも多い一年でした。それらはすべて「書く」がきっかけだったような気がします。
重い腰を上げて、「書く」にチャレンジしてみたら、新しいご縁が生まれたり、
お仕事につながったり、視野が広がったり。
自分にとって書くことが何より大切であることを、再認識させられた一年でした。
来年も、どうぞよろしくお願いいたします。みなさま、どうぞよいお年を!
posted by roku at 19:33| Comment(0) | 読んだり書いたり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月08日

RIA[リア]

愛称「RIA[リア]」、正式名称は「三陸縦貫自動車道コミュニケーション誌」。
昔、フリーになりたての頃、記事を書かせていただいていた情報誌です。
お気に入りの号が、手元にあります。――Vol.3。
いろいろな意味でほろ苦く、震災以降は辛すぎて、開くことができずにいた号です。
「ほろ苦い」というのは、当時まだ駆け出しで、求められるクオリティに対応できなかったから。
結果的に「私では力不足です」と逃げ出してしまいました。
「力不足」を理由に仕事を降りたのは、後にも先にも、この仕事だけでした。
「辛すぎて」は、言わずもがな、取材地です。――岩手県三陸町、越喜来。
メインの取材地は、綾里にあった気象ロケット観測所。越喜来にあった「あわび種苗センター」。
夏虫山に登ったり、三陸大王杉を訪ねたり、越喜来の町を歩いたり。
気象ロケットが打ち上げられたその日はちょうど、越喜来小学校の運動会が開かれておりました。
写真は、夏虫山で出会った小鹿、学校帰りの小学生、アワビを育てている若者たち。
三陸大王杉を見守るおじいさん、おばあさん、白煙を引いて打ちあがるロケット、
船がたゆとう朝の綾里湾、運動会を見守る町の人たち。昼下がりの町をゆっくり歩くおばあちゃん。
写真も素晴らしく、いや、写真が素晴らしかったからこそ、開けずにおりました。震災から、ずっと。
もうない風景。もういないかもしれない人たち。向き合うのが辛すぎて。
でも、今日、何年振りかで冊子を開いてみて、思い直しました。
小さな冊子ではありますが、ほんの数ページではありますが、
三陸町越喜来の“ある一日”を留めることができてよかったのではないかと。
冊子の中に“在りし日の姿”がある。少なくとも、私は越喜来のその一日、その姿を覚えている。
それが大事なのではないかと。RIA、大事にしようと思います。
posted by roku at 19:36| Comment(0) | ちょこっと日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月06日

午後6時30分

毎日、午後6時30分に、実家の父に電話をします。
「もしもし、こんばんは」「はい」「もうご飯食べたの?」「食べた」「変わりない?」「ない」
「寒いから、風邪ひかないようにね」「うん」「じゃあ、また明日かけるね」「うん」
「おやすみなさい」「はい、はい」。――これが基本で、たぶん1分もかかっていません。
これに時々「今日は病院にいってきた」「今日は○○が来た」
「今日はそば打ち(の講師)に行ってきた」といった父からの報告が加わるぐらいで、
それでも3分もかかりません。
母が存命だった頃は、毎晩午後9時で、そこは女同士だったので、もう少し長く話しておりました(笑)
毎日、午後6時30分。遅れると、「どうした?」と父からかかってきたりもします。
習慣になりすぎて、実家に帰っている間も午後6時30分になると、
「あ、お父さんに電話しなきゃ」とそわそわしたりします。目の前に本人がいるのに(笑)
毎日電話をかけるのには理由があります。実家のある集落が、すでに限界集落化しているためです。
8割がた高齢者の独り住まいのため、一日中誰とも会わない、誰とも話さない日の方が多いのです。
とにかく少しでも声を出さないと肺が弱るのでは、と思い、電話しております。
午後6時30分、一瞬だけ娘に戻り、すぐまたコピーライターに戻る毎日です(*^。^*)
posted by roku at 22:18| Comment(0) | ちょこっと日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月05日

バタバタ

急ぎのお仕事が入り、バタバタしております。
今日の午後依頼を受けて、明日の朝提出。ええ、広告業界はこういうこともあるんです(*^。^*)
いろいろ立て込んできたのが、いかにも師走っぽいです。
さて、もう一仕事。
posted by roku at 23:47| Comment(0) | ちょこっと日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月04日

とんぴくりん♪

よくあることですが、日曜日は仕事場から一歩も出ませんでした。
対して今日は、朝から郵便局→銀行→郵便局→オフィス24と動き回りました。
懸案事項が片付いていくのは気持ちいいものです。
気持ち良すぎて……午後、机でうたた寝してしまいました。
で、そんな時に限って大事な電話が来るんですね(-"-)
「ぅはいぃ~」とボケボケで出て、お話するうちに少しずつ少しずつ頭の中がクリアになっていって、
切ったところで、あれ?と気づきました。その電話をずーっと待っていたんじゃなかったっけ?と。
本来であれば、「うっわー\(◎o◎)/!」と反応してもよかったんじゃなかったっけ?と。
あまりに現実味がなくて、「まさかの夢オチ?」とあわててスマホを確認いたしました。
……あ、あった(@_@;) ありましたぁヽ(^。^)ノ 
本来であれば大感激!の瞬間であったはずなのに、ぬかりました。すっかりぬかりました。
ま、自分らしいといえば、これほど自分らしいことはないのかも。
……という、相変わらずとんぴくりん≠ネ月曜日でした。
posted by roku at 19:18| Comment(0) | ちょこっと日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月03日

若妻会

DSC_0766.JPGあ、毎日書くはずが1日空いてしまいました(/_;)。
書いたつもりだったのに(-"-)
昨日はかつて同じ会社に勤めていたmさんと、
先輩のMさんの新しい事務所のお祝いにうかがいました。
mさんとMさん、紛らわしいですが、
どちらもイニシャルがMSなので(^_^;)
mさんは元デザイナーで現在は某塾にお勤め。
Mさんはフリーのフードスタイリストです。
三人とも所属部署は違いましたが、歳が近く、
なおかつ結婚したばかりということもあって、
仲良くさせていただいておりました。会社の宴会に出演する際のユニット名は……「若妻会」(笑)
出会ってから30年弱。この間、mさんにお子さんが生まれ、ご主人の転勤で海外へ行ったり、
Mさんと私がフリーランサーになったり。震災があったり。いろんなことがありました。
それぞれ身内のいろいろ、体調のいろいろも抱え、乗り越えてきたものの、
思い出話や苦労話で終わらないのが「若妻会」のおもしろいところ。
気がつけば「この先、どう生きるか」「何をするか」を語り合っておりました。
そして、今はとにかくそれぞれの持ち場でがんばりつつ次の準備をはじめる。
いつか三人の人生が交差するその時に備える、ということになりました。
二人はさっそく勉強会に参加するようです。
当面の私の課題は、「若妻会」というネーミングの再考(笑) ……で・す・よ・ねぇ(*^。^*)

posted by roku at 10:02| Comment(0) | ちょこっと日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする