2019年07月13日

「みちのく妖怪ツアー」ラジオ放送決定♪


91EWiGjGFqL[1].jpg昨日、「本とあそぼう こどもワールド2019」の「みちのく妖怪ツアーお話会」で発表させていただきましたが、「みちのく妖怪ツアー」(佐々木ひとみ・野泉マヤ・堀米薫著/新日本出版社)がこの夏、東北放送のラジオ番組「ロジャー大葉のラジオな気分」内で放送されることになりました!

放送局からいただいた企画趣旨には「児童文学は、子供向けに創作されたものですが、大人も楽しめる作品も多くあります」「子供から大人まで改めて児童書・児童文学に触れ親しむ機会を作ることを目指します」とありました。児童文学に目を向けて、さらに、地元宮城在住の作家に目を向けてくださった、東北放送の皆様に、心から感謝申し上げます。

詳細は以下の通りです。作家インタビューを放送後、1作品を1週間に渡り放送してくださるとのことですので、みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。ラジコのタイムフリー、エリアフリーでなにとぞ\(^o^)/

■放送局:東北放送

■番組名:ロジャー大葉のラジオな気分(月〜金 午後1時〜午後4時)
http://www.tbc-sendai.co.jp/02radio/rkibun/

■作家インタビュー放送予定/月曜日 14:10頃〜14:20分頃
7月22日(月) 堀米 薫
7月29日(月) 佐々木ひとみ
8月 5日(月) 野泉マヤ

■作品朗読放送予定/月〜金曜日 15:10頃〜15:20頃
8月 5日(月)〜 9日(金)「安達ケ原の鬼婆」(安東理紗AN)
8月12日(月)〜16日(金)「たんころりんの逆襲」(後藤舜AN)
8月19日(月)〜23日(金)「雨降り小僧のワナ」(粟津ちひろ
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2019年06月28日

「本と遊ぼう こどもワールド2019」に参加します♪

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毎年、全国2か所で開催されている、約1万冊(!)の子どもの本が揃う大イベント、「本と遊ぼう こどもワールド2019」が、今年、仙台で初めて開催されます。
会期は7月11日(木)〜16日(火)。会場は、我らが藤崎百貨店本館7階催事場!
子どもの本が1万冊も、あの藤崎の催事場に揃うって、地元民であり、子どもの本に携わるワタクシにとっては、夢のようなイベントでございます。
実はですね、この夢のようなイベントに、さらに夢のようなことが起こりました! 
このイベントに、地元作家として参加させていただけることになったのです\(^o^)/

7月11日(木)「仙台おさんぽかるた大会」
pon画伯ことイラストレーターの本郷けい子さんとのユニット「おさんぽ屋」として出演いたします。仙台の魅力をたっぷり盛り込んだ「仙台おさんぽかるた」を楽しんでいただきます。もちろん、ワタクシが詠みます!
時間は、10:30〜、13:00〜、15:30〜です。

7月12日(金)「兄ちゃんは戦国武将!お話会」11:00〜
『兄ちゃんは戦国武将!』のお話を中心に、「仙台大好きクイズ大会」などを行う予定です。また、「兄ちゃん」こと檜山夏樹くんからいただいたメッセージをご披露させていただく予定です。

7月12日(金)「みちのく妖怪ツアーお話会」15:00〜
堀米薫さん、野泉マヤさん、そして私の「みちのく妖怪ツアー」チームが、トークあり、読み聞かせあり、クイズありの盛りだくさんな内容でお届けします。

現在のところ、時間等はあくまで予定です。詳細が決まりましたら、また改めてご案内させていただきます。
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2019年05月09日

「兄ちゃんは戦国武将!」佐々木ひとみ著・浮雲宇一画/くもん出版

IMG_20190312_145851.jpgごぶさたしておりました。いつの間にやらこのブログ、
お仲間の本のご紹介ブログと化しておりました(笑)
ので、たまには自分の本をご紹介させていただきます。
まずは「兄ちゃんは戦国武将!」(くもん出版)から。
この物語を最初に書き上げたのは2011年、
東日本大震災の年の10月でした。
7月、青葉城本丸会館の夏祭りで
「奥州・仙台おもてなし集団 伊達武将隊」の
演武とおもてなしを拝見したのがきっかけです。
その存在は前年8月に創設されたときから知っていましたが、
演武をちゃんと拝見したのは、そのときが初めて。
力いっぱいの演武と「ともに前へ、仙台・宮城・東北!」
という力強い掛け声に、涙があふれました。
震災直後から張りつめていた気持ちが「ぱーん!」と弾けて、
世界に一気に色が戻ってきたような感覚を味わいました。
「一生懸命は美しい」「一生懸命は人を勇気づける」ということを身をもって体験したことで、
この方々の「一生懸命」を軸に物語を書こうと思い立ちました。
書き上げたものを最初に見ていただいたのは、全国児童文学同人誌連絡会「季節風」の
合宿合評会「季節風大会」でした。参加したのは、あさのあつこさんの「物語分科会」です。
その後、いくつかの出版社に持ち込みをいたしましたが、すぐに出版には至りませんでした。
動き出したのは、2017年の春のこと。出版に向けて書き直すことになりました。
ここで初めて、伊達武将隊に取材を申し込ませていただきました。
そうなんです。初稿は、隊に取材もせず、外から見た印象だけで書き上げたものだったのです。
軸となる方々に実際にお話をうかがったことで、物語はまったく別のものになりました。
隊の皆様は傍で見る以上にストイックで地元への思いも熱く、真摯に取り組んでいらっしゃいました。
改稿を重ねて、出版が決まったのが2017年12月、本は翌2018年6月24日出版されました。
以降、おかげさまでこの本は、地元である仙台・宮城の書店様にたいへんよくしていただきました。
「地元の本ですから」と言っていただけたのが何よりうれしかったです。
伊達武将隊を応援している方々にも、快く受け入れていただけたのもうれしかったです。
たくさんの出会いやよろこびを運んできてくれた「兄ちゃんは戦国武将!」ですが、
最近、とってもうれしいことがありました。ツイッターに、一枚の写真が流れてきたのです。
武将の格好をした小学生ぐらいの男の子が「兄ちゃんは戦国武将!」に、
伊達武将隊の伊達政宗さまから花押(サイン)をいただいている写真です。
この本を書いたとき、この本を読んだ子が仙台城跡を訪ねてくれたらいいなぁと思っておりました。
そしてそこで、ほんものの武将隊に出会ってくれたらいいなぁと。
想像の中にしかなかったものが、目の前に現れたときの驚きや感動を味わってもらいたいなぁと。
まさにその通りのシーンが切り取られた写真に、胸が熱くなりました。書いてよかったぁ!と。
……あ、あれ? 本のことを書くはずが(笑)
あ、ちなみに、季節風の「物語分科会」ですが、その時の会には、いとうみくさん、おおぎやなぎちかさん、
森川成美さんも参加なさっていて、この時提出された物語はそれぞれ出版されております。←すごいっ!

と、たまにこんな風に、自分の本について書いてみたいと思います。
相変わらずのとんぴくりんブログですが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
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2019年03月30日

「くもにアイロン」おおぎやなぎちか 文

DSC_2471.JPGこどものとも」5月号の「くもにアイロン」(おおぎやなぎちか 文 山村浩二 絵/福音館書店)を読みました。
私にとって「こどものとも」は憧れの絵本です。子どももいないのに、「こどものとも」と「ちいさなかがくのとも」は、かなりの冊数持っております。そのあこがれの「こどものとも」に、ちかさんの絵本が仲間入り! しかも、絵は「頭山」の山村浩二さん! 聞いたときから、楽しみしかありませんでした。
そして、その期待が裏切られることは、まったく、ちっとも、これっぽっちも(しつこい?)、ありませんでした。
こんなふうにテンションマックスになるぐらい、楽しいお話でした。
なんてったって、「くも」に「アイロン」ですからね。
どんなお話なのか、タイトルを読んだ瞬間から、想像がふくらんじゃうじゃないですか。

主人公は、カイダクリーニングのアイロンです。
フンフン サッサ スーイスイ。 と、
仕事をしていたアイロンが、
カイダさんのところを飛び出して、
フンフン サッサ スーイスイ。 から、
フンフン サッサ ススイノ スイ。 となり、
フンフン サッサ スッスイー。 だの
フンフン サッサ スッススー。 だのいいながら、
アイロンをかけていく……。
どんなものにかけたのかは、読んでみてのお楽しみ!

絵本、いいなぁ!と心から思いました。ひさびさに楽しいきもちになりました。テンションあがりまくりました。
よおし、わたしもがんばるぞー!と思わせていただいた一冊でした。
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2019年03月29日

『椋鳩十 生きるすばらしさを動物物語に』(久保田里花著/あかね書房)

D2ikywkUcAAqTgI[1].jpg久保田里花さんの『椋鳩十 生きるすばらしさを動物物語に』(あかね書房)を拝読しました。
椋鳩十先生のお孫さんである里花さんとは、私のデビュー作『ぼくとあいつのラストラン』(スカイエマ絵/ポプラ社)が「第20回椋鳩十児童文学賞」をいただいたご縁で出会いました。2017年に鹿児島市で映画「ゆずの葉ゆれて」の上映会が行われた際には、ご好意でアテンドしていただき、姶良市の「椋鳩十文学館」や椋先生のご自宅までご案内いただきました。椋先生の御仏壇に手を合わせさせていただいたときには、つくづくご縁の不思議を感じたものです。
というのは、私は小学生の頃から椋鳩十の作品が大好きでした。中でも『自然の中で』には思い入れがあります。この作品を読んで初めて「自分が住んでいる場所にも書くべきものがあるのかもしれない」と気づいたのです。そんな私が自分のふるさとを描いた作品で、先生の名を冠した賞をいただいくことになったときは、まさに鳥肌が立ったものでした。
今回、椋先生のご生涯を、お孫さんである里花さんがどのように書かれるのか、本を開く前から楽しみでなりませんでした。
個人的には、特に少年時代が魅力的でした。断片的にしか存じ上げませんでしたが、「自然の中で」で描かれていたことは本当にあったことだったのか!というのが素直な感想でした。中でも、タカにぽーんと頭をけられるエピソードが印象的でした。
実は、私もカラスに頭を鷲づかみにされた経験があります。 青葉通りを自転車で走っていたら、後ろから飛んで来たカラスに頭をつかまれたのです。びっくりしましたが、嬉しくもなりました。それは、自然が「私」という個体を認めて、働きかけてきてくれた喜びでした。
椋先生との共通点を発見することができて、たまらなく嬉しかったです。
「本」との出会い、そして「本」と出会ったことで成長する――。「本」の力を知り尽くした先生が鹿児島県で図書館長をお務めになったのは、まさに運命であったのではないかと感じました。
先生が物語を書くに至った経緯も、興味深く読ませていただきました。作家としてどうあるべきか、取材の姿勢は……。
図書館長を務めながら作品を書き続けた椋先生の姿勢にふれて、今まさに二束の草鞋状態である私は、もっともっとがんばらねばと思いました。
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2019年03月22日

「ポーン・ロボット」(森川成美/偕成社)

IMG_20190322_103703.jpg森川成美さんの「ポーン・ロボット」(田中達之 絵/偕成社)を拝読しました。
本格的なSFです。直近で出版なさったものが歴史ものであったことを考えると、成美さんが手がけるジャンルの広さに驚かされるばかりです。
物語は、主人公の少年・宇喜多千明がジョギング中に
不審な男を見かけるところから始まります。
六月の雨上がりの夕方、前を走る黒づくめの男。
千明は、その男の走り方に違和感をおぼえます。
人の形をしたダチョウが走っているようだ。
何気ない日常に生じた、ささくれのような不穏な出来事が物語の始まりを感じさせます。
翌日、同級生の一家が全員いなくなるという事件が起こります。
別な日、千明は街で二人の少女を見かけます。そして、万引きしようとしている青い髪の少女を止めます。
――言葉ではなく、念じることで。
その出来事のあと、帰り着いてみると、千明の家は両親とともに消えていました。
何が起こっているのか。少女たちは何者なのか。黒づくめの男の正体は……。
そこから始まる壮大で壮絶な物語に、一気に引き込まれました。
「ポーン・ロボット」の「ポーン」とはチェスの駒のひとつで、兵士の役割があるのだそうです。
「手足のように動く」兵士として、ポーン・ロボットが行うこととは……。
読み終えて感じたことは不思議なことに、「二口女」という昔話を読んだ後に感じたことと同じでした。
何ひとつ、誰一人として、ないがしろにしていいものはないということ、
自分の手を汚さず、誰かに手を汚させて何かを成し遂げようとすれば、必ずしっぺ返しを喰らうということ。
どんな時代が来たとしても、考えるべきは「人としてどう生きるか」なのだと感じました。
ドキドキしながら読み進め、読み終えた後、もう一度読み返したくなる作品でした。
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2019年03月12日

「かがやけ! 虹の架け橋」(漆原智良著/アリス館)

91s4SeFAcJL[1].jpg児童文学作家の漆原智良先生の『かがやけ!虹の架け橋 3・11大津波で3人の子どもを失った夫婦の物語』を拝読しました。
漆原先生はこれまでにも、絵本『ど根性ひまわりのきーぼうちゃん』(第三文明社)、ノンフィクション物語『天国にとどけ!ホームラン』(小学館)など、東日本大震災の被災地の子どもたちを勇気づけるご著書を出版なさっています。
今回出版された『かがやけ!虹の架け橋』は、震災による津波で3人のお子さんを亡くされた遠藤さんご夫婦の姿を描いたノンフィクション作品です。
実は、遠藤さんのお住まいがあった石巻市渡波地区は、仕事で何度も訪ね、さらに友人の実家があった地区でもあります。その日、そこで何があったのか、文章で語られる津波の恐ろしさ、むごさは、映像で見るよりも胸に刺さりました。特に、津波に巻き込まれ、九死に一生を得た遠藤さんの「現実なのだろうか?」という言葉はリアルでした。仕事場で地震に遭い、友人と自宅まで歩いて帰る途中、怖いほどきれいな星空を見上げながら、まさに同じことを考えたことを思い出しました。
わが子3人を失うという、癒しがたい悲しみに直面した遠藤さんが、生きる力を取り戻してゆく姿に胸が熱くなりました。木工製作を生業とする遠藤さんが想いを込めて作り上げた木製遊具『虹の橋』を、ぜひ拝見したいと思いました。
震災の記憶の風化が加速する中、それぞれの体験を伝えていくことは、大切なことだと思っています。この作品が、一人でも多くの方に届くことを願っています。
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2018年12月31日

よいお年を♪

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今年も一年、お世話になりました。備忘録として、今年を振り返ってみます。
1月、雪の東京へ、堀米薫さん、野泉マヤさんと「みちのく妖怪ツアー」の打ち合わせに。帰りは大雪の影響で、新幹線がのろのろ運転。結局仙台まで5時間かかりました。
2月、「子どものための感動ノンフィクション大賞」用の取材が続く中、東京へ。羽生選手が平昌でフリーの演技をしているまさにその時刻、取材を。近くの記者席から「羽生くん、スゲー!」という声が聞こえてきたのが印象的でした。
3月、ノンフィクションの取材。「兄ちゃん」の校正でバタバタ。
4月、原稿を書いたり、取材したり、羽生選手のパレードをみたり。
5月、ノンフィクションの締切。くもん出版の編集さん、営業のKさんと書店さまにご挨拶に。どちらでも快く迎えていただき、大感激でした。
6月、「物語の舞台を歩く」というテーマで、「ぼくとあいつのラストラン」の舞台・高原を歩きました。22日には『兄ちゃんは戦国武将!』が発売に。帯とPOPに、伊達武将隊の伊達政宗様がご登場くださいました。「何度も音読しました」と言っていただいたのが嬉しかったです。
7月、堀米さん野泉さんと3人で仙台市内の書店さまをまわる「みちのく妖怪ツアー」のご紹介キャラバンを決行!
8月、七夕ナイトイベントで伊達武将隊のみなさまが『兄ちゃんは戦国武将!』をご紹介くださいました。また青葉城本丸会館でも販売していただけることになり感激しました。25日には『みちのく妖怪ツアー』の発売記念として、金港堂さんでイベントを開かせていただきました。
9月、「童話塾in東北」を開催。中旬、『兄ちゃん』でお世話になった書店さまにご挨拶にうかがいました。23日には伊達武将隊のご好意で「武将フェス」に参加。本の販売をさせていただきました。母の七回忌もありました。
10月、取材月間。支倉常長さまの街歩きツアーに初参加。J:COM仙台の『仙台人図鑑』に出演させていただきました。
11月、大崎の図書館関係の先生方を対象に講演。出身大学とのご縁ができたり、キネコ国際映画祭のセレモニーに参加したり。
12月、8月にコンペで受注したお仕事の原稿を一気に書き上げました。

今年は『兄ちゃんは戦国武将!』をきっかけに、多くの方と出会うことができた一年でした。
このご縁を大切にして、新たな年も物語を書き続けたいと存じます。
2019年の目標は、専業作家になるっ!です(*^。^*) 
みなさま、来年もどうぞよろしくお願いいたします<(_ _)> それでは、よいお年を。
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『うみべの文庫〜絵本がつなぐ物語〜』堀米薫著

9784580823693[1].jpg 堀米薫さんの『うみべの文庫〜絵本がつなぐ物語〜』を拝読いたしました。
先週から昨日にかけて、昨晩書いた通りの状況で、何を読むこともできませんでしたので、満を持しての一気読みでした。
この本は、宮城県塩竈市で酒屋を営んでいた長谷川ゆきさんが読み聞かせに出会い、家庭文庫『うみべの文庫』を開くまでと、文庫を開いてからの様子を紹介したノンフィクションです。長谷川さんが文庫を開こうと考えていたのは、2011年の夏。オープン目前で東日本大震災が起こり、長谷川さんの自宅も津波に襲われてしまいます。30年かけてこつこつ集めてきた817冊もの絵本は、2冊を残して流されてしまいました。絶望感に襲われる長谷川さんに希望の光をもたらしたのは、偶然の出会いでした。避難所でいっしょに暮らすことになった高校の先生との出会いがきっかけで、支援として絵本が届くようになったのです。その数は2000冊にものぼりました。そして2012年11月13日、「うみべの文庫」はオープンしました。
実は、この本を読むまで、家庭文庫というものがどういうものかほとんど知りませんでした。堀米さんが丁寧に描写してくださったおかげで、雰囲気をつかむことができました。絵本の力、読み聞かせの魅力、文庫の役割も、よくわかりました。
「よだかの星」「花さき山」はまさに私が小学2年生のとき、先生が読んでくださった思い出深い絵本で、そのとき感じたこと、教室の様子、先生の表情まで思い出して、胸が熱くなりました。さらに大事なことも思い出しました。私自身が、読み聞かせで育った子どもであったということです。あのとき先生は、私にも種を蒔いてくださったのです。そしてその種は、「物語を書きたい」というかたちで芽を出したのです。あの日々のことを「本が大好きな先生とのいい思い出」として受け止めていましたが、もっと深い意味があったことにたった今、気づきました。先生に、感謝しなければと思いました。
本の最後にありましたが、長谷川さんが蒔いた種も、「うみべの文庫」で楽しく過ごした子どもたち、大人たちの心にしっかり根付いていることでしょう。すぐに気づく子もいれば、私のように40年あまり過ぎたところで気づく、のんびり屋さんもいるのではないでしょうか。家庭文庫、読み聞かせの意義を感じることができました。
2018年の最後の日に、この1冊に出会えたことに心から感謝いたします。私も、たくさんの人の心に種を蒔ける人になりたいと改めて思いました。
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『おはなしの 森』

DSC_2067.JPG昨晩まで、怒涛のかまぼこ工場のお手伝いで、自分の仕事場でまる一日過ごせたのは1週間ぶり。やることがありすぎて、一人でてんてこ舞いをしておりました(笑) やれやれ。
夕方になってようやく机の前に落ち着けたので、ずっと気になっていた『おはなしの森 4』を読ませていただきました。かなり前にうたかいずみさん、森くま堂さんからお送りいただいていたのですが、郵便のトラブルあり、年末納品のお仕事あり、朝から晩までの工場勤務ありで、今日になってしまいました。
この本は、22編もの短編がたっぷり詰まった、たとえて言うならチョコレートの詰め合わせみたいな本です。全部味が違っていて、飽きることがありません。自分が子どもだったら、ちょっとずつ、ちょっとずつ楽しむだろうなぁと思いながら拝読させていただきました。
森くま堂さんの「たもれの王子」は、言葉遣いや擬音、登場人物(人ではありませんが)の名前がおもしろかったです。ズルーペタ、ズルーペタと歩くワニ大臣に、カメレオンのシタノビール先生。何より「たもれの王子」というタイトルが秀逸でした。なぜ「たもれの王子」なのかは、読んでみてのお楽しみです(*^。^*)
うたかいずみさんの「くるりん くるる」は、文章にリズムがあって、声に出して読んだらとても気持ちいいお話でした。おばけのトトがちゅうがえりをする場面で、「くるりん くるる」という楽しげな詩が入るのですが、さすが童謡の作詞をなさっているうたかさんだなぁと思いました。夜の空に色とりどりの風船が広がっていくシーン、それをおばけたちが持って戻ってくるシーン、絵本にしたらきれいな場面になるのではないでしょうか。 幼い人に向けた短いお話、楽しく読ませていただきました。
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2018年12月20日

「兄ちゃんは戦国武将!」佐々木ひとみ著

あんがい自分の本を紹介していませんでしたので、ここでひとつ(笑)
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2018年12月10日

「めざせ、和牛日本一!」堀米薫・著

DSC_2053.JPG堀米薫さんの最新刊
「めざせ、和牛日本一!」(くもん出版)を拝読しました。
堀米さんは宮城県角田市在住で、
牛を飼っている農家です。
先日読ませていただいた絵本「ゆうなとスティービー」を
読んだときも感じましたが、
「牛」を書かせたら日本一の作家だと私は思っています。
牛を飼っている農家の方、
そしてそれを書くことができる方は
いらっしゃるかもしれませんが、
その世界を魅力的に、
かつ子どもたちに伝わるように書ける方は
そう多くないのではないでしょうか。
少なくとも私は、堀米さん以外に存じ上げません。

「めざせ、和牛日本一!」は、そのことを改めて感じたノンフィクション作品でした。
ストーリーは、柴田農林高校動物科学科に入学した平間君が、和牛と出会い、メス牛の「ゆうひ」とともに、
宮城県で開催された「和牛のオリンピック」とも称される
「第11回 全国和牛コンテスト」に出場するまでが丁寧に描かれています。
この作品のおもしろさは2つあると感じました。
一つは、「和牛のオリンピック」出場を目指す高校生たちの姿を通して「和牛の世界」を紹介している点。
もう一つは、農家の生まれではない平間君が和牛と出会い、成長する姿を紹介している点。
堀米さんが描いてくださったのは、まさに「牛に青春をかけた高校生たちの姿」でした。
読み終えた後、ひさびさに「よっしゃあ! 私もがんばるぞー!」と思わせていただきました。
もうひとつ、「ノンフィクションとはこう書くんだ」ということも教えていただきました。
あとがきに書かれた堀米さんの思いも含めて、ぜひ多くの方に読んでいただきたいと思いました。
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2018年11月28日

第26回 キネコ国際映画祭♪

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25・26日と、子どもたちのためにつくられた映画を集めた「第26回 キネコ国際映画祭」に行ってまいりました。この映画祭の日本映画長編部門に、拙作『ぼくとあいつのラストラン』(スカイエマ絵/ポプラ社)が原作の映画「ゆずの葉ゆれて」がノミネートされたためです。
会場は、二子玉川。25日(日)夜の上映では、プロデューサーの三角さん、主役の武を演じてくれた山時聡真くんと再会いたしました。三角さんとは、昨年の「アジア国際映画祭」以来。聡真くんとは、喜入での撮影以来です。3年ぶりに会った聡真くんは、男の子から少年に成長しておりました。そして上映後には、立派にご挨拶をしておりました。もうそれだけで、涙目に(笑) すっかり親戚のおばさん気分です(笑)
私はと言えば、映画はもちろんですが、この映画をこんなに大勢の方が見てくださっているということにも、静かに感動しておりました。特に今回の映画祭は、子どものための映画を集めた映画祭ということで、子どもたちも大勢みてくれておりました。それが何よりうれしかったです。
26日(月)は夕方からクロージングセレモニーとパーティーがありました。「ゆずの葉ゆれて」チームは、神園監督、三角プロデューサー、山時聡真くん、ポプラ社のKさん、聡真くんのお母様、監督の奥様、そして私の総勢7名での参加。「記念に」ということで、セレモニー前に、レッドカーペットを歩かせていただきました。残念ながらグランプリは逃しましたが、再び会えると思っていなかった皆さんにお目にかかることができて、本当にうれしかったです。
クロージングパーティーでは、「ぼくとあいつのラストラン」を素晴らしい映画に仕立ててくださった皆さんに感謝の思いを表すため、ワタクシ、蛮勇を振るわせていただきました(笑) 英語もできないのに、海外からいらした審査委員の方々に、「ゆずの葉ゆれて」をアピールしたのです。その方々はそれぞれの国で映画祭を主催なさっていらっしゃる方々ということでしたので。「エクスキューズミー」と話しかけ、「ディスイズアワムービー」「ドゥユーシーディスムービー?」「プリーズショーディスペーパー」と(/_;)。ええ、もうめちゃくちゃです。でも、恥ずかしくなんかありません。どんなにかっこ悪くても、伝えなければ、伝わらないのです。審査委員の方々、笑ってくださいました。中には通訳の方を連れてきて、わざわざ感想を伝えてくださった方もいらっしゃいました。 何よりうれしかったのは、この映画祭で「ゆずの葉ゆれて」を上映したいと最初に言ってくださったのが、外国人の若い女性スタッフだったと教えていただいたことです。監督が描きたかったことが、ちゃんと伝わっていたことに感動しました。
一生にそう何度もない、素敵な経験をさせていただきました。改めて「ぼくとあいつのラストラン」が運んできてくれたご縁に感謝しました。
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2018年11月18日

日立市立十王図書館

IMG_20181117_231517.jpg今月も何とか実家に帰ることができました。
いつもは父に駅まで迎えに来てもらうのですが、
今回は諸般の事情により、
タクシーを使うことに。
なぜバスを使わないのか?
と思われるかもしれませんが、
高原行きのバスは、
土日運休なのです(ノД`)・゜・。
タクシー代、3500円近くかかりました。
仙台から日立までの高速バス代が4500円(-"-) ちょっと複雑な気持ちになりました。
いいこともありました。ずっと気になっていた日立市立十王図書館にうかがうことができたのです。
駅の目の前で、明るくきれいで……。

今もこのまちに住んでいたら、きっと毎日通っていただろうなぁと思いました。
うれしかったのは、入り口近くに私の本のコーナーを作ってくださっていたこと。
これはびっくりでした。地元って、本当にありがたいなぁと思いました。
と同時に、もっと早くごあいさつにうかがうべきであったと反省いたしました。
この図書館には、職員として高校・大学の先輩がいらっしゃるのですが、
残念ながらご出張でお目にかかれず! 
またうかがう楽しみができました(*^。^*) 
で、先ほど十王図書館でいただいてきた「図書館がおすすめするこどもの本」という冊子を
ぱらぱらめくっていたら小学校中学年向きのページにこんな写真が。
知らないところで本当にお世話になっているんだなぁと、しみじみいたしました。
ありがとうございますm(_ _)m

※ご許可をいただいて、写真を撮らせていただきました。
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2018年11月15日

「さよ 十二歳の刺客」森川成美作

DSC_1968.JPGまたまた素敵な本を拝読しました。
つい先日「マレスケの虹」を出版したばかりの、森川成美さんの作品です。
「さよ 十二歳の刺客」(槇えびし画:くもん出版)。
手元に届いた瞬間、「わぁ!」と声が出ました。帯を含めた表紙に一目ぼれです。
馬を駆り、弓に矢をつがえる男装の少女。
帯には「なにもいらない 義経の命のほかには」の文字。
かっこいい!の一言です。 
主人公は、壇ノ浦の戦いで生き残った、平家の姫「さよ」。
生き延びたさよは、めぐりめぐって平泉の骨村荘園の領主に養女としてひきとられます。
出自を隠したさよは、平家を滅ぼした源氏の総大将であった源義経への復讐を心に誓い、
弓や馬や太刀の稽古を重ねます。
チャンスはついにやってきました。源頼朝に追われた義経が、藤原泰衡のもとへ落ち延びてきたのです。
さよが男の姿で「佐用」と名乗り、義経の息子の遊び相手として、
義経一家がかくまわれている接待館に入ったところから、物語は大きく動き出します。
心に残ったのは、復讐を誓うさよが義経を前にして思い惑い、己に問いかけ、答えを出してゆくプロセス。
そして導き出された答えは? はたして、さよは復讐を遂げることができるのか?
平清盛、平維盛、源頼朝、源義経……この辺りの歴史は大の苦手でしたが、とても読みやすかったです。
歴史は人の物語であることを、改めて考えさせられました。
成美さんが提示してくださった「もしも……だったら」と考えてみる歴史の楽しみ方、
その醍醐味を堪能させていただきました。
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2018年11月06日

「マレスケの虹」森川成美著

IMG_20181106_165852.jpg森川成美さんの最新刊
「マレスケの虹」(小峰書店)を拝読いたしました。
主人公は、日系一世の祖父と、兄、姉とともに
ハワイ島に暮らす日系二世のマレスケです。
物語には、マレスケの14歳から17歳までの
3年間がつづられています。
わずか3年ですが、はじまりは1941年。
――真珠湾攻撃があった年です。
「日系二世」という言葉も、
ハワイへ渡った一世の苦労もドラマや
映画でぼんやりと知ってはいましたが、
そこで暮らした方々がどのような立場にあり、
どのような暮らしをしていたのかまでは
知りませんでした。

「ぼくはアメリカ人だ」と思うマレスケが、
「リメンバー・パールハーバー」と書かれたバッジを目にしたときの気持ち。
軍人だった恋人に、敵国人の家族とは結婚できないと言われたねえちゃんの気持ち。
忠誠心を示すため、日系人志願兵に応募し、抽選に当たって大よろこびするにいちゃんの気持ち。
そんなにいちゃんに、この国によくしてもらった恩を今こそ返すんだと諭す祖父の気持ち。
「国」というものに翻弄される人たちの複雑な心情、
ささやかな暮らしや大切な人を奪われてゆく切なさが心に残りました。
まさに「激動の時代」を描いているにもかかわらず、
表紙に描かれた、海に立つ虹、浜辺に打ち上げられたレイに象徴されるように、
静かに静かに心に落ちてくるような、いつまでも余韻の残る物語でした。
ぜひ多くの方に読んでいただきたいと思いました。
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2018年10月22日

ゆうなとスティービー/堀米薫・さく 丸山ゆき・え

DSC_1888.JPG
表紙は、青い目をした子うしと少女。
そして帯には「わたしたち、ずっといっしょに生きていくんだよ。」のコピー。
この表紙に、ひと目で心を奪われました。
少女の名前はゆうな、子うしの名前はスティービーです。
生まれてきた子うしの目が見えないとわかったときのお父さんとゆうなの決断、
そしてスティービーと名づけたお父さんの思いに胸が熱くなりました。
ゆうなとスティービーとの楽しい日々の末に、やがて訪れる日。
「わたしたち、ずっといっしょに生きていくんだよ。」の言葉の意味が、じんわり沁みてきました。
絵本ですので、詳しくは書きません。ぜひ、読んでいただきたいです。あとがきまで、しっかりと。
ちなみに私は、30・31ページの絵と言葉に心をもっていかれました。
ひさびさに「絵本っていいなぁ」と心から思いました。
こんな作品を、一生のうちにひとつでも創りたいなぁと、つくづく思いました。
牛を飼っていらっしゃる堀米さんにしか書けない世界を堪能させていただきました。
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2018年10月05日

「どこどこ山はどこにある」おおぎやなぎちか著

9784577046937[1].jpgおおぎやなぎちかさんの最新刊、
「どこどこ山はどこにある」(松田奈那子絵/フレーベル館)を
読ませていただきました。
実は、表紙を拝見したときから、気になっておりました。
表紙には、シロツメクサ、オオイヌノフグリ、ぺんぺん草、
カラスノエンドウ、ヒメオドリコソウが描かれています。
野の草花が好きで、特に、
オオイヌノフグリ(別名「天人唐草」)が
大好きな私は、 一目見ただけでわくわくしました。
読む前から、心の針は「好き!」にググッと傾いておりました。
主人公は、小学校2年生になったばかりのまどかです。
ある日、大好きなひいおばあちゃんの「ひいちゃん」が、
ふらりとどこかへ出かけてゆきます。
「どこに行くの?」とたずねたまどかに、ひいちゃんは「どこどこ山だよ」と答えます。
ひいちゃんと、ひいちゃんをおいかけてきたまどかは、空色のバスでどこどこ山に向かいます。
どこどこ山では、しゅうちゃんとタローという男の子がひいちゃんを待っていました。
このどこどこ山に、あの野の草花たちは生えていました。
それは、まどかが小さい頃からひいちゃんに名前を教えてもらっていた草花でした。
「どこどこ山」とは何なのか、ひいちゃんはどうなってしまうのか、
大切な人との別れを経験している人なら、少しつず、少しずつ、わかってきます。
せつないけれども、あたたかい気持ちにも包まれてゆきます。
「どこどこ山」のうた、シロツメクサで冠をつくったり、ミカちゃんと絵を描いたりする何気ないシーン、
「どこどこ山」がやってくるという発想、おおぎやなぎちかさんの世界観に引き込まれました。
読み始めても私の心の針はぶれることなく「好き!」を差し続け、
読み終えたときは「好き!」の先にあるレッドゾーン「大好き!」のその先まで振り切れておりました。
ちかさん、いいお話を、ありがとうございました\(^o^)/
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2018年08月24日

「兄ちゃんは戦国武将!」重版出来♪

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『兄ちゃんは戦国武将!』(浮雲宇一画/くもん出版)の第2刷が届きました。
ご注目いただきたいのは、奥付! 
取材にご協力いただいた「奥州・仙台 おもてなし集団 伊達武将隊」の
ホームページアドレスを入れさせていただきました。 
本当は初版から入れたかったのですが、
「ご迷惑をおかけするのでは」と思い、言い出せませんでした。
今回は、ちゃんとご相談させていただき、掲載させていただきました。
本を読んで下さった方が、伊達武将隊に興味を持って、
実際に仙台に足を運んでくれたらいいなぁと思っております。
「一生懸命」を体現している武将隊の方々と出会って、
そこからまた新しい物語が生まれることを願っています。
夏休みももう終盤! 第2刷も、どうぞよろしくお願いします<(_ _)>

◎奥州・仙台 おもてなし集団 伊達武将隊
https://datebusyou.jp/
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2018年08月13日

「兄ちゃんは戦国武将!」佐々木ひとみ文・浮雲宇一画/くもん出版

34592_04[1].jpg『兄ちゃんは戦国武将!』が出版されてから約2ヵ月。
おかげさまで、本は地道に走り続けております。
それに伴い、うれしい体験をさせていただいております。
まずひとつは、地元の書店様との出会いです。
これまでは本が出ても気おくれして、
ご挨拶にうかがうということができていなかったのですが、
今回は出版社の営業の方がご案内くださったおかげで、
市内の何店舗かにうかがうことができました。
書店員さんに温かく迎えていただけたこと、
本やPOP、ポスターを展示していただけたこと、そして、
「地元の本」と言っていただけたことが嬉しかったです。
「奥州・仙台 おもてなし集団 伊達武将隊」の皆様にも、
たいへんお世話になっております。
お忙しい中、取材にご協力いただいただけでも
たいへんありがたいことだったのですが、
本が出版されてからも折々に背中を押していただいております。
自著をこんなに応援していただいたのは初めてで、地元のありがたさを日々痛感しております。
一番うれしかったのは、先日フェイスブックにこんな内容のコメントがあったことです。
本を読んでくださった娘さんが、「伊達武将隊ってなにか分からない」と言うので、
その方は、春樹の気持ちに近づけるようにと、「るーぷる仙台」に乗って仙台城跡に行き、
娘さんに伊達武将隊の演武を見せてくださったのだとか。
ご覧になった娘さんは、「あの伊達政宗をやってる人が、
春樹のお兄ちゃんだね」とおっしゃったとのこと。
読んだ人が実際に動くことで物語をより深く感じることができる、
「立体化する物語」にしたいと思っておりましたので、しみじみ、うれしかったです。
夏休みもいよいよ後半。仙台の夏の物語を、この機会に読んでいただけたら、うれしいです。
よろしくお願いいたします。

posted by roku at 15:22| Comment(0) | 読んだり書いたり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする